- 1二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 00:17:44
アツヤ「……は?」
日車「俺は悪役令嬢になったらしい。公爵令嬢で、一人娘。可愛がられて育っており、傲慢で、第一王子の婚約者だ」
アツヤ「ついに頭がいかれたか?」
日車「大真面目だ。……寝ると、その世界の自分に意識が飛ぶ。鏡を見たら、フリルとレースの塊のようなドレスを着た俺が映っていた」
アツヤ「……ハァ~~~~……夢だろ、夢。疲れてんだよオマエ。領域展開と呪霊のダブルパンチで脳がバグったんだ。早く寝ろ」
日車「いや、問題はそこではない。その世界には『シナリオ』が存在する。そして今のままだと、俺は数ヶ月後に『断罪』され、国外追放か処刑される」
アツヤ「……ほう?」
日車「俺が何をしたというんだ。俺はただ、入学してからすぐ王国の民法と貴族法を照らし合わせ、婚約協定の不履行について粛々と書類を作っていただけだぞ?なのに第一王子の宿儺からは『面白い女(?)』と目をつけられ、側近の伏黒には胃薬を要求され、学園長の五条には爆笑された」
アツヤ「……待て。色々突っ込みたいところがあるんだがまあいい。オマエ、学園に入学してどれくらいだ?」
日車「まだ一週間だが」
アツヤ「一週間で何やってんだオマエは!!!」
日車「何って……婚約者である宿儺王子が、新入生の聖女にあからさまな興味を示し、放課後に連れ回していたからだ。あらかじめ交わされた婚約協定の『誠実義務違反』に該当する。まずは書面で警告を与えるのが筋だろう」 - 2二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 00:20:12
アツヤ「序盤の序盤じゃねえか!!乙女ゲームの序盤で婚約者にリーガルチェック入れた奴なんか聞いたことねえよ!!」
日車「だが、放置すれば俺の立場が危うくなる」
アツヤ「危うくしてんのはお前のその弁護士ムーブだよ!!宿儺みたいな暴君タイプにいきなり書類叩きつけてみろ、『この俺様に書面で文句を言う女』として一気にターゲット(面白枠)指定されるに決まってんだろ!伏黒が胃薬要求してくるのも当然だわ!!」
日車「な……っ!?法律を守らせることが、なぜ裏目に出る……!?」
アツヤ「ちなみに今宿儺に『面白い女』って言われてるんだよな?」
日車「ああ。顎を持ち上げられて『……フン、面白い女だ』と」
アツヤ「顎持ち上げられたのかよ!!乙女ゲーの教科書通りの『顎クイ』じゃねえか!!完全にロックオンされてんじゃねえか!!」
日車「非常に不快だった。速やかに『暴行罪および強要罪の成立」を主張したところ、さらに嬉しそうに笑われた。あの男の正気を疑う」
アツヤ「だから余計な反撃すんなって言ったろ!!相手はそういうのを『噛みついてくる威勢のいい女』として喜ぶタイプなんだよ!!」
日車「……そうなのか。ではどうすればいい。俺としては、一刻も早くあの男との婚約を白紙に戻し、聖女との仲を深めたいのだが」
アツヤ「待て待て、急に話の舵を切るな。聖女ってのは、さっき言ってた宿儺が連れ回してるって新入生か?」
日車「ああ。桜色の髪で、非常に愛らしく、距離感が無自覚に近く、物理的にかなり強い」
アツヤ「……物理的に強い?」 - 3二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 00:24:07
日車「ああ。学園の裏庭で巨大な呪獣を素手で殴り倒していた。俺は正直、彼……いや彼女と恋に落ちたいと思っている」
アツヤ「……ハァ?待て待て待て。桜色の髪で、距離感が近くて、素手で殴る……??おい、まさかその聖女の名前って」
日車「ユウジ・イタドリだ」
アツヤ「やっぱり虎杖じゃねえか!!!」
日車「何か問題でも?」
アツヤ「問題大ありだろ!!なんであいつが聖女枠なんだよ!!物理耐性と筋肉の塊だぞ!?つ~~かなんで登場人物が全員男なんだよ!!」
日車「何を言っているんだ。学園長(五条)が『聖女と公爵家の令嬢が結ばれた伝説(隠し百合ルート)がある』と教えてくれた。俺はそこを目指している」
アツヤ「あのバカ(五条)面白がって適当言ってるだけだろ!!騙されんな!!」
日車「いや、可能性はある。現に昨日、俺が焼いたサブレを『ヒロミさんのクッキーうめえ!』と無邪気に頬張り、手を握られた。その瞬間、俺の胸が激しく締め付けられたんだ。これはもう恋だろう」
アツヤ「……ハァ~~~~~…………もう嫌だ、胃が破滅フラグ回避できそうにねえ……」
日車「手放したな?」
アツヤ「手放したくもなるわ!!……チッ、おい日車。百合(?)ルート狙いなら尚更だ。宿儺を突っぱねるな、虎杖に庇わせろ」
日車「虎杖に……庇わせる?だが、まだ断罪イベント(婚約破棄宣告)が起きているわけではないぞ。日常の段階で、どうやって庇わせるというんだ?」
アツヤ「オマエ……さっき宿儺に顎持ち上げられた(顎クイ)って言ったよな?」 - 4二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 00:25:34
日車「ああ。強要罪および——」
アツヤ「その話はもういい!いいか、宿儺みたいな奴が日常的に仕掛けてくる『面白がりの絡み』があるだろ。放課後に呼び出されるとか、難癖つけられるとか、壁に追い詰められる(壁ドン)とかだ」
日車「……昨日、図書室の棚と棚の間で『ほう、この俺から逃げられると思っているのか』と行く手を阻まれたな。あれか」
アツヤ「壁ドンもされてんじゃねえか!!完全にイベント消化してんだろ!!」
日車「狭くて通行の妨害にしかなっていなかったが」
アツヤ「感想はどうでもいい!いいか日車、そういう『宿儺が絡んできた瞬間』に、オマエが自分で反論しようとするから『面白い女』判定されるんだ」
日車「……む」
アツヤ「宿儺に絡まれたら、反論せずに困った顔で俯け。そこに、ちょうど通りかかった虎杖を巻き込むんだよ」
日車「虎杖を……?具体的にはどう介入させるんだ」 - 5二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 00:25:41
こんなに爆速で☆を押したのは初めてかもしれん
おもしれースレ始まったぜ
悪役令嬢・日車と聖女・虎杖が距離詰めてく話、ぜってー最後まで見届けるぞ
アドバイス役に巻き込まれたアツヤ!諦めろ!徹しろその役割に! - 6二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 00:26:48
アツヤ「簡単だ。虎杖は正義感の塊で、物理耐性ゴリラだろ?困ってるお前を見たら、間違いなく『宿儺!ヒロミさんに何してんだよ!』って間に割り込んでくる」
日車「なるほど。虎杖の介入か」
アツヤ「で、虎杖が間に挟まったら、オマエは虎杖の服の袖をキュッと掴んで、ちょっと震えながらこう言え」
日車「……なんと?」
アツヤ「『ユウジくん……いいの、私が我慢すればいいだけだから……』だ」
日車「……」メモ
アツヤ「メモるな!!恥ずかしくねえのかお前!!アラフォーの弁護士だぞ!!」
日車「背に腹は代えられない。『私が我慢すればいい……』だな。だが、これでどうなる?」
アツヤ「どうなるもこうなるもねえよ!宿儺からすれば『つまんねえ聖女が邪魔しに来た』+『狙った女が怯えてツマラン』で興醒めして引く。一方、虎杖からすれば『俺が守ってあげなきゃ!』ってなって、オマエへの好感度が爆上がりだ。完璧な庇わせムーブだろ」
日車「……素晴らしい。敵の執着を削ぎつつ、意中の相手との好感度を上げる一石二鳥の法務的アプローチか」
アツヤ「法務じゃねえ、ただの乙女ゲーのテクニックだ!!ほら任務行くぞ!」 - 7二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 00:29:44
なろうの悪役令嬢テンプレに詳しい日下部に草
…生やしていいか悩むな
ちょっとした気晴らしについ縋りたくなることってあるよね - 8二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 00:30:10
聖女がつまらん扱いされるの笑う何が始まったんだこれは
アツヤのツッコミが冴えてることしかわからん - 9二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 00:31:40
ヒグルマ公爵家のヒロミ嬢見てぇなぁ!!!!!
アツヤなろう系悪役令嬢もの詳しくてワロタ
でも婚約者の宿儺におもしれー女(男)されてんなら追放されないのでは?
まあ正式な王太子妃から側妃にされたりするかもしれんが - 10二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 00:48:22
現実で憎からず意識し合ってる(ということにしておく)アラフォー弁護士と男子高校生が、
夢の世界では乙女ゲームの悪役令嬢と聖女になる……
最高のごった煮だな!?!?!!?
今まで無かっただけで新たなジャンルとして確立するんじゃね?
百合の皮を被ったBLとして展開してくれ 言い値で買う - 11二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 06:49:37
何コレ…?
- 12二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 09:56:26
何って……悪役令嬢日車スレだが?
- 13二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 10:39:51
傲慢王子な婚約者様へ、おもしれー女は結構です!~断罪から逃れたいリーガル公爵令嬢は桜色のつよつよ甘えん坊聖女と恋がしたい~
普通のなろう系悪役令嬢でもちょっと属性盛りすぎじゃない…?って言われるやつだ
傲慢王子と婚約者と断罪回避はテンプレだからいい
リーガル公爵令嬢と桜色のつよつよ甘えん坊聖女と百合で作られた薔薇状態なのをどうにかしろ - 14二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 10:47:59
- 15二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 10:50:27
たった今無事に腹筋ブチ壊れたぞ
- 16二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 19:04:55
面白い保守
- 17二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 19:16:40
このレスは削除されています
- 18二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 19:36:45
このレスは削除されています
- 19二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 19:38:06
このレスは削除されています
- 20二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 19:40:17
このレスは削除されています
- 21二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 21:26:25
- 22二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 21:35:35
- 23二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 21:44:40
日車「聞いてくれ日下部」
アツヤ「……またか。オマエさあ、夢から覚めるたびに俺のところに報告に来るのやめろ」
日車「昨夜、さっそく授かった『庇わせムーブ』を実践してきた」
アツヤ「ほう……?で、どうだったんだ。宿儺の奴、興が削がれて引き下がったか?」
日車「ああ。図書室で宿儺に迫られた際、俺は反論を呑み込み、困った顔で俯いた。すると狙い通り虎杖が『宿儺!ヒロミさんに何してんだよ!』と間に割り込んできてくれたんだ」
アツヤ「よし、完璧じゃねえか。で、オマエは袖を掴んで可憐(笑)に震えたのか?」
日車「……」
アツヤ「……おい。なんだその不穏な沈黙は」
日車「震えて黙っているつもりだったんだ。だが、割り込んできた虎杖に対して宿儺がこう言ったんだ。『……チッ、何だ貴様か。オマエのようなつまらん小娘が間に挟まると、興が削がれる』とな」
アツヤ「まあ、暴君の言いそうなセリフだな。で?」
日車「……気づけば俺は、宿儺の胸倉を掴み上げていた」
アツヤ「なんでだよ!!!!」 - 24二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 21:45:43
日車「許せなかったんだ!虎杖のどこがつまらないと言うんだ!あんなに眩しく、優しく、素手で呪獣を打ち倒す健気な聖女に向かって『つまらん』とは何事だ!だから言ってやった」
アツヤ「エッ、なんて言った……?」
日車「『虎杖はつまらない人間ではない!貴様のほうがよほど尊大で、粗暴で、法的な常識も持ち合わせていない、つまらない男だ!』とな」
アツヤ「終わった……完全に終わった……」
日車「なぜだ?俺はただ事実を叩きつけただけだ。宿儺からの好感度は下がり、これで婚約破棄に一歩近づいたのではないか?」
アツヤ「下がるわけねえだろバカ野郎!!想像してみろ!つまらねー反応したなと思った女が急にキレて、胸倉掴んで聖女を庇ったんだぞ!?宿儺の奴、どんな顔してた!?」
日車「……『……ハハッ!ほう、ハハハハハ!』と爆笑していた。やはりあの男の正気を疑う」
アツヤ「大喜びしてんじゃねえか!!!『やっぱり面白い女』判定が強化されてんのよ!!」
日車「な……っ!?なぜだ……!?」
アツヤ「しかも虎杖の方はどうだったんだよ!?」
日車「……虎杖は『ヒロミさん、俺のために怒ってくれたの……?』と目をキラキラさせて手を握ってきた。胸が苦しかった」
アツヤ「そこだけは成果出てんのが一番タチ悪いわ!!」 - 25二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 22:31:58
この宿儺、実はなろうテンプレにめちゃくちゃ詳しい宿儺とかじゃないよね…?
- 26二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 22:55:08
このレスは削除されています
- 27二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 23:22:48
宿儺王子でずっとワロてる
- 28二次元好きの匿名さん26/08/04(火) 23:28:24
リーガル公爵令嬢武闘派でいいなぁ、取り巻きのことを傍聴員って呼んでくれ
- 29二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 00:15:53
- 30二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 04:58:15
造花でできた百合の花好き
- 31二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 05:46:28
- 32二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 05:47:54
このレスは削除されています
- 33二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 05:49:07
ヒロミ公爵令嬢、公爵家なら相当王家に近くないか?
下手したら王位継承権あるだろ - 34二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 08:52:48
このレスは削除されています
- 35二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 08:58:10
このレスは削除されています
- 36二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 09:00:21
このレスは削除されています
- 37二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 09:04:37
絶妙にわかってしまうのが悔しいwww
- 38二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 17:09:21
王族の権力が強い国でも法律を超えられるのは国王だけの場合が多いから
スクナサンダーが王子のうちはヒロミティア嬢が優勢かもしれない - 39二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 17:13:33
ありとあらゆる少女漫画あるあるを詰め込んで欲しいぞ!
日下部が少女漫画に詳しいのは妹さんの影響か?
壁ドン顎クイとかザ少女漫画の定番だけど他になにがあったっけ?髪の毛に芋けんぴついてんぞ⭐︎ってやつも少女漫画だっけ?…少女漫画とは? - 40二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 17:59:39
レジェンド少女マンガありなっちの名シーン、男が女を抱き上げて
「○○は軽いな、羽根が生えてるみたいだ」ってやつとか? - 41二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 18:14:46
芋けんぴは特殊かとw
花びらとか葉っぱの亜種だと思っているよ
擦り傷で姫抱き移動とか?
返事聞かずに告白と同時にキス迫るとか?
事故ちゅー?
最近読んでないから解らん… - 42二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 18:31:25
ちょっと待って
第一王子から好かれてて断罪される事ってある?
その王子がつまらん認定してる聖女と仲が深まった方がバッドエンドルートじゃね?
それでも聖女を選ぶって事でOK?
実力で捻じ曲げそうではあるけども - 43二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 20:45:53
夢を報告しに来る日車って時点でもう面白くて強い
- 44二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 22:58:51
日車「聞いてくれ日下部」
アツヤ「……今度はなんだ。今度は宿儺をぶん殴ったのか?」
日車「いや、今回は伏黒……いや、メグミリア・フォン・フシグーロとの件だ」
アツヤ「……は?」
日車「メグミリア・フォン・フシグーロだ」
アツヤ「誰だよ!!!!」
日車「伏黒のことだ。昨夜、夢に入ったら唐突に世界線がバグっており、全員のミドルネームや家名が可視化されていた。ちなみに俺は『ヒロミティア・フォン・ヒグラルマ』だ」
アツヤ「無駄にげぇし呼びづらいわ!!なんなんだよそのファンタジー過剰摂取したみたいな名前は!!」
日車「ちなみに宿儺は『スクナサンダー・アロガント・フォン・ジュジュツニア』、虎杖は『ユウジェニー・イタッドリー』だ」
アツヤ「なんでだよ!?!?属性盛りすぎだろ宿儺!!アロガント(傲慢)って自分で名乗ってんのか!?つ~~か『イタッドリー』ってなんだよ!!」
日車「さあ……?学園長……失礼、サトル・ド・グレイテスト・ゴジョエルが『たくさんのイメージや感想が集合し、影響を齎したんだよ〜』と言っていた」
アツヤ「メタいんだよあの白髪!!読者の概念を勝手に拾って世界線書き換えてんじゃねえよ!!」
日車「まあ名前のことはいい。問題は昨日発生した、ユウジェニー(虎杖)の『怪我イベント』だ」
アツヤ「……ハァー……もう突っ込む体力がねぇ。で、どうなったんだ」 - 45二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 23:00:02
日車「放課後、ユウジェニーが階段から落ちそうになったのを、メグミリア(伏黒)が受け止めたんだ。メグミリアはユウジェニーを横抱きに持ち上げようとしたのだが……」
アツヤ「悪い、一回俺に教えた後は伏黒とか虎杖とか普通に呼んでくれ、気が狂う。で、それ乙女ゲーや少女漫画でいう『お姫様抱っこイベント』じゃねえか、あれだろ、男側が『羽のように軽い……』とか気障なセリフ吐く超定番のイベント!」
日車「そうなのか? だが現実(※夢です)は甘くなかった。虎杖は筋肉の塊だ。伏黒は持ち上げた瞬間、腕を猛烈にプルプルと震わせ、今にも潰れそうになっていた」
アツヤ「そりゃそうだろ!!筋肉ゴリラの体重と筋密度舐めるな!!伏黒の腕が破壊されるわ!!」
日車「見かねた俺は、伏黒の手から虎杖を解放し、こう言ったんだ。『歩けるなら、俺の肩を貸そう。いくら平民とはいえ、紳士がみだりに女性(?)の身体に触れるべきではない』とな」
アツヤ「お、珍しくまともな正論パンチだな」
日車「そうしたら、虎杖が俺の肩に体重を預けながら『ヒロミティアさん……凄くあったけえ……』と、顔を真っ赤にして俺の服の裾をギュッと掴んできた」
アツヤ「……」
日車「首筋に触れる息が温かくて、俺の心拍数は過去最高値を記録した。……日下部、俺はもうダメかもしれない」
アツヤ「一番メロってんのはオマエじゃねえかバカ野郎!!!!」
日車「そして俺はそのまま腰が抜けてへたりこみ、虎杖にお姫様抱っこをされてしまった。そこで彼に重たいだろうから下ろしてくれと頼んだが、『羽みたいに軽いし大丈夫!』と言われたんだ」
アツヤ「オマエが一番役得してんじゃねーーーか!!」 - 46二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 23:01:51
声出して笑った
- 47二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 23:05:12
笑いどころポイント増えまくりで草草の草…いやハーブ畑が広がりましたわ
- 48二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 23:34:06
採 用 さ れ と る
- 49二次元好きの匿名さん26/08/05(水) 23:44:56
全部採用してくれるゴジョエルが悪いよゴジョエルが
発生するイベント全部草 - 50二次元好きの匿名さん26/08/06(木) 01:19:52
サブカルに造詣の深いアツヤで笑ってたら五条までおもしれー男になってたとは…
- 51二次元好きの匿名さん26/08/06(木) 01:21:07
待って待ってちょっと整理していい?
元の乙女ゲー的世界のシナリオとしては、
・ヨーロッパ的世界観で王族と貴族と平民が存在する
・呪獣というモンスターが存在する
・王族も貴族も通う学園がある
・主人公(聖女)はその学園の新入生
・主人公(聖女)には呪獣に対抗する力がある
・第一王子と悪役令嬢は元々婚約関係にある
・第一王子は主人公(聖女)のメイン攻略対象
・悪役令嬢の側近も攻略対象?
・学園長も攻略対象?
・悪役令嬢は通常だと破滅ルート一直線
・主人公(聖女)と悪役令嬢の隠し百合ルートがある
あたりが今のところ明かされてる本来の設定ってことでいいか?
想定されるところでいくと、
・聖女は平民出身
・呪獣に対抗する力は本来貴族にしかないはずだが…?
・百合ルートの難易度めちゃ高
あたりが付属されていそうでもある
本来のシナリオに呪キャラがハマることによってぶち壊されていく様をも楽しめると思って相違ないな! - 52二次元好きの匿名さん26/08/06(木) 05:23:57
やった〜〜〜!!!
ヒロミティアもユウジェニーもスクナサンダーもいる〜〜〜!!!
ありがとう天使の如きゴジョエル!!
マジでいろいろ苦労すると思うけど頑張れフシグーロ!! - 53二次元好きの匿名さん26/08/06(木) 12:55:52
今後の新しい登場人物が楽しみw
- 54二次元好きの匿名さん26/08/06(木) 13:15:35
日下部もボヤボヤしてると
アツヤード・フォン・クサカベンス(男性・貴族系)とか
アツヤリーナ・フォン・クサカベスト(女性・貴族系)とかにされるぞ - 55二次元好きの匿名さん26/08/06(木) 14:49:57
日下部は貧民街とか酒場の統括なイメージあるな
で、こっそり裏で悪役令嬢の手助けしてくれる役回り - 56二次元好きの匿名さん26/08/06(木) 15:10:33
なんだこの神スレ
- 57二次元好きの匿名さん26/08/06(木) 23:10:45
保守
- 58二次元好きの匿名さん26/08/06(木) 23:50:48
日車「聞いてくれ日下部」
アツヤ「……ハァ~~~~……今度はなんだ。伏黒の腕の骨が折れた報告か?」
日車「いや、今回は隣国の第二王子……アーオイウス・タッカーダ・ド・トードゥライヒとの件だ」
アツヤ「……は?誰だよ!!」
日車「東堂のことだ」
アツヤ「無駄に重厚で呼びづらいわ!!『タッカーダ』ってなんだよ!!貴族の名前に自身の推しの概念を巧妙に滑り込ませてんじゃねえよ!!これ五条の仕業か!?」
日車「トードゥライヒ王国の第一継承権を持つ第二王子らしい。まあ名前のことはどうでもいい。昨日、彼が学園の中庭で虎杖と遭遇したんだ。アーオイウス王子……東堂は開口一番、虎杖に『女のタイプ』を尋ねたそうだ」
アツヤ「うわ、出たよ東堂の好きな女のタイプ面接。乙女ゲーの攻略対象がやる質問じゃねえだろ。製作者に謝れよ。いるのかしらねえけど」
日車「虎杖は『尻と背が大きい、例えば……ヒロミティアさんみたいな人!』と答えた」
アツヤ「オマエのこと指名してんじゃねえか!!ってかオマエ、悪役令嬢の姿のときケツデカいのか!?てか乙女ゲーム学園ものって制服だよな!?」
日車「ああ、制服だ。だがロングスカートで、俺は公爵令嬢だからな……コルセットとパニエたっぷりなスカートの補正効果だろう。……俺のケツはどうでもいい、問題はその直後だ。東堂は突然、涙を流しながら虎杖の肩を掴み、『溢れ出してきた……存在しない記憶が……!オマエは……俺のマイ・ソウル・シスター!!』と叫び出したんだ」
アツヤ「出たよ!!東堂特有の脳内バグ!!乙女ゲーの世界でも健在かよ!!デバッグしとけよ!!!」 - 59二次元好きの匿名さん26/08/06(木) 23:52:11
日車「そして東堂は……夕暮れの噴水前で、誓いのペンダントを贈るというイベント(推定)を勝手に発生させようとしたんだ」
アツヤ「ほう、乙女ゲーっぽいイベント自体は起きたんだな。つか好感度一瞬で爆上がりしてんじゃねえよそういうのは後半でやるだろうが。……で、オマエはどうした」
日車「俺の中で、何かが『ピキッ』と音を立てて断裂した」
アツヤ「うん」
日車「俺は二人の間に割って入り、東堂にこう突きつけた。『アーオイウス殿下。貴殿の行為は、刑法第224条未成年者略取・誘拐罪の構成要件に該当する恐れがある。さらに、根拠のない記憶を盾にした精神的威圧は、学園内ハラスメント防止規定第3条に著しく違反している!今すぐユウジェニー嬢から3メートル以上離れなさい!』とな」
アツヤ「悪役令嬢覚醒してんじゃねえよ!!!!乙女ゲーの世界で条文暗唱すんな!!」
日車「俺はさらに、胸ポケットから即席で作成した『パーソナルスペース侵害に関する禁止命令申立書』を東堂の額に叩きつけてやった」
アツヤ「何?即席で作成できるとかオマエの固有魔法か何かか?もうツッコミ疲れてんだよ俺は。で、東堂はどうしたんだ?」
日車「彼は『……フッ、熱いなヒグラルマ嬢。だが俺とシスターの絆は法などという生ぬるい概念では縛れん!!』と高笑いしながら、ペンダントを握りつぶして去っていった」
アツヤ「ペンダント壊してんじゃねえよ!!多分大事なアイテムだろそれ!!」 - 60二次元好きの匿名さん26/08/06(木) 23:54:57
日車「……ふぅ。これで一旦、虎杖の安全は守られた、という訳だ」
アツヤ「守られたっていうか、東堂からの好感度がまた奇妙な方向に跳ね上がってそうなんだが……で、肝心の虎杖の反応はどうだよ。ドン引きされてねえか?」
日車「……虎杖は、俺が東堂に叩きつけたが地面に落ちてしまった禁止命令申立書を大事そうに胸に抱きしめて、『ヒロミティアさん……俺のために、こんな難しそうな紙まで用意して守ってくれたんだね……!』と瞳をうるうるさせていた」
アツヤ「ラブレター貰った女子の反応!!!!」
日車「……胸の鼓動がうるさくて、俺はまたしても正気を保つのが困難だった。目が覚めて安心した」
アツヤ「もうダメだこの元弁護士……早く誰か現実に連れ戻してくれ……」 - 61二次元好きの匿名さん26/08/06(木) 23:58:39
この東堂、こんなに虎杖に親切かつ情熱的なのに攻略出来ないのバグだろ
なお攻略したいとは言っていない - 62二次元好きの匿名さん26/08/07(金) 03:20:07
東堂の存在感に声出して笑ったけど
>>第一継承権を持つ第二王子 で訳アリか……?になった
東堂に実の兄(ブラザー)が居るってのか?しかもその兄は兄であるにも関わらず継承権が東堂より下?
兄は妾妃の子で、東堂は正妃の子だとか何かそういう設定があるなこれは……
- 63二次元好きの匿名さん26/08/07(金) 11:01:19
今の今になってスクナサンダー王子が傲慢なんじゃなくてヒロミティア嬢が傲慢なことに気付いた
だってスクナサンダーが生まれながらにして傲慢だから!ヒロミティアと傲慢って言葉があまりにもかけ離れてたから!
俺は罪のないスクナサンダーに傲慢の名を与えてしまった>>31、許してくれジュジュツニア王国の民たちよ…
勘違いでどうしようもねぇ次期国王を生み出してしまった…
- 64二次元好きの匿名さん26/08/07(金) 15:48:21
- 65二次元好きの匿名さん26/08/07(金) 17:42:34
- 66二次元好きの匿名さん26/08/07(金) 19:06:10
なんで気狂い乙女ゲームの考察ガチってんだよ
- 67二次元好きの匿名さん26/08/07(金) 23:13:11
そんなんここ見てる時点でスレ民も気狂いだからに決まってんだろ
- 68二次元好きの匿名さん26/08/07(金) 23:45:11
日車「聞いてくれ日下部」
アツヤ「……ハァ~~~~……今度はなんだ。東堂の『禁止命令申立書』の効力報告か?」
日車「いや、今回はトードゥライヒ王国の第一王子……チョウセリウス・ク=ソーズ・ド・トードゥライヒとの件だ」
アツヤ「……ついに第一王子本人が乗り込んできたのかよ!!つか第一王子脹相なのか!?」
日車「ああ、妾腹の王子とさげすむ高位令嬢も多かったな。東堂があんな状態(マイ・ソウル・シスター)になったから、王家として視察に来たんだろう」
アツヤ「嫌~~~~な設定だな……ってことは虎杖に会いに来たのか?」
日車「その通りだ。彼は『弟が奇行に走った原因である平民の聖女を見極める』として、学園に乗り込んできた。……そして昨日、学園の中庭で悲劇的なイベントが発生したんだ」
アツヤ「悲劇的なイベント?」
日車「無知な貴族令嬢たちが、虎杖を囲んで心無い言葉を浴びせていたんだ。『平民の分際で1000年前の聖王様の呪物を取り込んで聖女になるなんて野蛮ですわ!』『おぞましい力を持った平民が学園に居座るなんて恥を知りなさい!』とな」
アツヤ「うわ……出たよ、なろう乙女ゲー定番のいじめ・いびりイベント。平民ヒロインが孤立させられるやつだな」
日車「ああ。虎杖は『みんなを怖がらせちゃってゴメンな……』と、悲しそうに眉を下げて耐えていた。……俺が物物陰から飛び出そうとしたその時だ。第一王子が割って入ったんだ」
アツヤ「ほお、脹相が助けに入ったのか!」
日車「脹相は冷徹な眼差しで令嬢たちを一喝した。『控えろ。彼女が呪物を取り込んだのは不可抗力であり、結果として街を救った事実は動かない。身分や偏見で弱者を貶める行為こそ、王家の威信と品性を汚すものだ。この国は聖女の力を何だと思っている?』とな」 - 69二次元好きの匿名さん26/08/07(金) 23:46:22
アツヤ「かっこいいじゃねえか第一王子!!ガチの重厚なヒーロー参上だな!!」
日車「ああ。令嬢たちが恐れおののいて去った後、脹相は虎杖に向き直り、『……ユウジェニー・イタッドリー嬢。オマエが危険因子であることに変わりはないが、理不尽な目に……』と言いかけたところで、突然固まった」
アツヤ「ん?どした?」
日車「脹相はカッと目を剥き、ボロボロと大粒の涙を流しながら虎杖の肩を掴んだんだ。『溢れ出てきた……溢れ出てきたぞ……!本物の血の記憶が……!!オマエは……俺の妹!!俺はオマエのお兄ちゃんだぞーーーっ!!』と、中庭に響き渡る声で叫びながら虎杖を激しく抱きしめたんだ」
アツヤ「兄弟揃って脳内バグを起こしてんじゃねえよ!!!!王家の血筋どうなってんだよ!!」
日車「そして脹相は、『妹よ!もう誰にも傷つけさせん!今すぐトードゥライヒへ連れ帰り、我が城の最深部で大切に保護してやる!!』と、連れ去ろうとしたんだ」
アツヤ「東堂よりタチが悪いわ!!乙女ゲーの『監禁・連れ去りエンド』の速度感じゃねえぞ!!ああいうのはもっと熟成させねえと意味ねえんだよ!……で、オマエはどうした?」
日車「俺の中で、何かが『ピキッ』と音を立てて断裂した」
アツヤ「今回はそれで正解かもしれねえのが悔しい!!!」
日車「俺は二人の間に割って入り、脹相の手を強引にはねのけた。『そこまでだチョウセリウス第一王子!婚姻関係および実子・血縁関係の公的証明がない状態での身分詐称、ならびに未成年者に対する意に沿わない強行的な連れ去り行為は、刑法第224条未成年者略取・誘拐罪の構成要件に完全に該当する!』とな」
アツヤ「乙女ゲーの過保護お兄ちゃんルートを刑事告発すんな!!!!」
日車「俺はさらに、胸ポケットから即席で作成した『身分詐称に関する釈明要求書』と『未成年者保護に関する接近禁止命令申立書』の2枚を、脹相の額に叩きつけてやった」
アツヤ「だからその書類どこから湧いて出てんだよオマエの固有魔法か!!」 - 70二次元好きの匿名さん26/08/07(金) 23:47:45
日車「脹相は驚愕し、『何奴!?俺と妹の血の絆を、そんな紙切れ一枚で裂けると思うな!!』と血走った目で睨んできた」
アツヤ「お兄ちゃんも重い重い!!感情が激重なんだよトードゥライヒ王家!!」
日車「俺は言った。『法と正義を侮るな!彼女の権利と人権を守るのは法とこの俺だ。これ以上、根拠のない血縁を盾に彼女の身体的自由を脅かすならば、国際司法裁判所へ提訴する!』とな」
アツヤ「スケールがデカくなりすぎだろ!!乙女ゲーの学園ものだぞここ!!」
日車「脹相は悔しそうに歯噛みし、『……チッ、覚えておけ。俺は決して諦めん……俺はユウジェニーのお兄ちゃんだからな……!』と捨て台詞を残して去っていった。……ふぅ、間一髪で虎杖の身の安全は守られた」
アツヤ「守られたっていうか、隣国との外交問題になりかけてんだよなぁ……で、肝心の虎杖の反応はどうだったんだ?」
日車「……虎杖は、俺が叩きつけた書類の控えを胸に抱きしめて、『ヒロミティアさん……半分以上何言ってんのかわからねえけど、でも沢山喋ってるヒロミティアさんもかっけえ……!!』と、目をキラキラさせながら俺の制服の裾をぎゅっと掴んできた」
アツヤ「う~~~ん、この聖女大丈夫か!?」
日車「……胸の鼓動がうるさくて、俺はまたしても正気を保つのが困難だった。日下部、俺はいつまでこの高鳴る鼓動に耐えられるだろうか」
アツヤ「俺の胃が耐えられるかどうかの話もしてくれねえか???????」 - 71二次元好きの匿名さん26/08/07(金) 23:56:32
お兄ちゃんとこ下にめっちゃ兄弟がいそう
このお妾さん実はラスボスでは?
そして1000年前の聖王?それってホントに聖王で合ってる?
この国も隣国も詰んでる未来しかなさそうだぜ!!! - 72二次元好きの匿名さん26/08/07(金) 23:59:29
ああああやっぱり!
ちょっとそうじゃねぇかなとは思っていた!
東堂の兄が脹相の可能性あると思っていた!
……マジでここ血縁になっちゃったじゃねぇか爆笑 - 73二次元好きの匿名さん26/08/08(土) 05:56:13
保守
- 74二次元好きの匿名さん26/08/08(土) 13:19:17
悪役令嬢視点で見ると何もかもややこしくて草
婚約者は茶々入れてくるだけだし学園はよく分からんし隣国はグイグイ来るし聖女はやたら懐いてくるし
やることが…やることが多い…! - 75二次元好きの匿名さん26/08/08(土) 20:20:53
保守
- 76二次元好きの匿名さん26/08/08(土) 23:56:27
日車「聞いてくれ日下部」
アツヤ「……ハァ~~~~……今度はなんだ。チョウセリウスへの『接近禁止命令申立書』の効力報告か?」
日車「いや、今回は学園に雇われた謎の傭兵……トージとの件だ」
アツヤ「……は?……誰かと思えば禪院甚爾かよ!!なんで乙女ゲーの学園ものにあのフィジカルギフテッドが紛れ込んでんだよ!!」
日車「夢の中では『影術士の名門貴族を捨て、裏社会で名を馳せる伝説の傭兵』という設定らしい。まあ名前のことはどうでもいい。昨日、彼が学園の庭園で虎杖に接触してきたんだ。非常に不健全な雰囲気でな」
アツヤ「不健全って……あいつ何したんだよ」
日車「胸元をはだけさせた格好で木陰に寝そべり、通りかかった虎杖に対して『よお、お嬢ちゃん。俺を買い取ってみねえか?今なら格安で護衛になってやるぜ……夜のな』などと煽情的な言葉を囁いていたんだ」
アツヤ「CEROレーティングをぶち破ろうとしてんじゃねえよ!!!!乙女ゲーの対象年齢が一気にハタチ超えるだろ!!」
日車「しかもトージは、虎杖の手首を掴んで引き寄せると、その耳元に顔を近づけて『金ならあのクソガキ(※メグミリア)のツケに回していい』とまで言い放った」
アツヤ「実の息子のツケでヒモ生活しようとしてんじゃねえよ!!親父として最低限の尊厳を捨ててんじゃねえ!!」
日車「虎杖は『えっ、夜の護衛?でも夜は早く寝ないと体に悪いぞ、おじさん!』と純粋な瞳で心配していた」
アツヤ「聖女のピュアさでギリギリCERO:Aが保たれてる状況じゃねえか!!……で、それを見たオマエはどうした?」 - 77二次元好きの匿名さん26/08/08(土) 23:57:33
日車「俺は二人の間に割って入り、トージの手を強引にはねのけた。『そこまでだトージ!業務上の正当な契約なしに未成年者へ不適切な言動および身体的接触を強要する行為は、学園風紀維持条例および公序良俗(民法第90条)に著しく反する!』とな」
アツヤ「出た!!悪役リーガル令嬢の開廷!!」
日車「俺はさらに、胸ポケットから即席で作成した『違法就労および不適切接触に関する仮処分申請書』をトージの胸元に叩きつけてやった」
アツヤ「だからその即席書類の速達スピードどうなってんだよオマエの固有魔法か!!」
日車「トージはニヤリと不敵に笑い、『はっ、固いこと言うなよご令嬢。俺は依頼さえあれば何でもやる……オマエが俺を買ってくれるってなら、話は別だが?』と煽ってきた」
アツヤ「オマエを買い取る金があったら裁判費用に回すわ!!」
日車「俺は冷徹に言い放った。『貴殿を買う必要などない。今すぐこの敷地から退去しなければ、学園長へ即刻解雇手続きを通達し、不法侵入(刑法第130条)で全法廷へ告訴する!』とな」
アツヤ「強い。で、トージはどうしたんだ?」
日車「トージは『ちっ、頭の固い令嬢様だ。命拾いしたな、お嬢ちゃん』と鼻で笑い、ひらひらと手を振って消えていった。……ふぅ、間一髪で虎杖の身の安全は守られた」
アツヤ「守られたっていうか、学園のセキュリティがガバガバすぎるんだよなぁ……で、肝心の虎杖の反応はどうだったんだ?」
日車「……虎杖は、俺が叩きつけた申請書の控えを愛おしそうに撫でながら、『ヒロミティアさん……あのおじさんから守ってくれてありがとう!やっぱりヒロミティアさんは俺のヒーローだね!』と、目をキラキラさせて俺の手に自分の手を重ねてきた」
アツヤ「好感度ストップ高更新中!!!!」
日車「……胸の鼓動がうるさくて、俺はまたしても正気を保つのが困難だった。日下部、俺はいつまでこの高鳴る鼓動に耐えられるだろうか」
アツヤ「っていうか毎週『書類叩きつける→虎杖の好感度爆上がり→夢から覚める』の繰り返しで、なんかストーリー全然進んでねえ感じしかねえな!!?!?!メインストーリーとっとと進めろ!!!」 - 78二次元好きの匿名さん26/08/09(日) 00:18:33
いや好感度上げとかないと先のストーリーで分岐発生しない可能性もあるし多少はね?
- 79二次元好きの匿名さん26/08/09(日) 00:49:02
>>悪役リーガル令嬢の開廷 で吹いた
もはやアツヤがツッコミなのか、ボディビル掛け声…じゃない、悪役令嬢掛け声選手権に参加してるのか判らんな
ちょっと楽しくなってきてるだろアツヤも ゲーム実況の才能有るよ
- 80二次元好きの匿名さん26/08/09(日) 00:53:06
本当にストーリーを進めて良いのか?
日車がストーリー進行のために夢から醒めなくなったら、おそらく不思議な力でその夢に招待されるのは日下部だぞ
謎展開にバッタバッタとツッコミ入れる仕事が時間外に発生するぞ - 81二次元好きの匿名さん26/08/09(日) 01:11:59
寝ても覚めてもツッコミ入れ続けるハメになるアツヤか…アツヤの犠牲のもとに我らは生きるのだ…
とりあえずアツヤの名前を考えておくべきか? - 82二次元好きの匿名さん26/08/09(日) 08:29:04
- 83二次元好きの匿名さん26/08/09(日) 08:56:17
お願いマッスルのノリで令嬢日車にコールする日下部を幻視してしまったじゃないか絶許
条例違反! 民法違反!
出た!!悪役リーガル令嬢の開廷!!
禁止命令申立書! 釈明要求書!
書類作成すんの速すぎるんかーい!
(聖女の好感度)仕上がってるよー 仕上がってるよー
虎杖「頑張るあなた(ヒロミティアさん)は美しい!」
- 84二次元好きの匿名さん26/08/09(日) 16:08:28
かつて存在したスレだけど日車がゲームプレイして日下部が横から茶々入れするスタイルマジで合ってるんだよな
本編でも実況の日車さん解説の日下部さんやってたんだし
まあこれは日車の頭の中にしか存在しないゲームだし、日下部はわけの分からん展開だけ聞かされてるんですけど - 85二次元好きの匿名さん26/08/09(日) 19:14:57
- 86二次元好きの匿名さん26/08/09(日) 22:01:51
日車「聞いてくれ日下部」
アツヤ「……ハァ~~~~……今度はなんだ。トージへの『仮処分申請書』の効力報告か?それともついにメインストーリーが動き出したのか!?」
日車「ああ、今回はついに学園の筆頭教官……ケントワール・フォン・ナナミエールとの件だ」
アツヤ「……ケントワール・フォン・ナナミエール!?七海か!!名前の重厚感と高貴さがすごすぎるだろ!!ついに大人枠の教官がメインストーリーを動かしに来たか!!」
日車「夢の中では『元・ジュジュツニア帝国の高位官僚であり、現在は学園の治安と規律を統括する筆頭教官』という設定らしい。昨日、彼が虎杖を教官室へ呼び出したんだ。『聖王の欠片』を取り込んだ彼女の処遇についてな」
アツヤ「うおー!!ガチでメインストーリーの核心に入ってきたぞ!!七海は何て言ったんだ!?」
日車「彼は重々しい口調で言った。『ユウジェニー嬢。君の存在はすでに二国間の政治的均衡を揺るがしています。本来なら即刻拘束され、帝国の審問を受けるべき立場です』とな」
アツヤ「うわ……大人の理不尽と国家的圧力が押し寄せてくるシリアス展開……!!オトメ〇トか、reje〇tか悩ましいところだな……『終〇のヴィ〇シュ』『ピオ〇ィオーレの丸鐘』『C〇de:Rea〇ize』に似たものを感じてきたぜ」
日車「何を言っているのかまったくわからないんだが。とりあえず、虎杖は『俺、みんなに迷惑かけたくないんだけど……どうすればいいのかな』と、俯いて悲しそうに拳を握りしめていた。すると七海はメガネのブリッジを上げながら、こう続けたんだ」 - 87二次元好きの匿名さん26/08/09(日) 22:02:58
アツヤ「おお……!?メガネに変更されてんのか!ビジュいいな……」
日車「『ですが、責任を負うべきは大人であり、子供である君が理不尽な構造の犠牲になる必要はありません。私が全責任を負い、君の身柄を保護しましょう。……私についてきなさい』と、自身のジャケットを虎杖の肩に優しくかけてやったんだ」
アツヤ「かっこよすぎるだろ七海ーーーーーッ!!!!これぞ大人の色気と包容力!!一気にメインストーリーが深まったぞ!!」
日車「虎杖も『ナナミエール先生……!』と涙を浮かべ、差し出された大きな手を握り返そうとした」
アツヤ「いいぞ!!これでついにシリアスな保護・逃亡ルートが——」
日車「俺の中で、何かが『ピキッ』と音を立てて断裂した」
アツヤ「またかよーーーーーっ!!!頼むから大人のカッコいいシーンを邪魔すんな!!!ここ大事なスチル!!!」
日車「俺は二人の間に割って入り、彼の手を強引にはねのけた。『そこまでだナナミエール教官!教員の優越的地位を利用し、十分な法的説明なしに未成年者の身柄拘束および連れ出しを図る行為は、学園行政手続法および児童福祉の観点から極めて不適切である!』とな」
アツヤ「大人の善意の保護を『不適切な身柄拘束』扱いすんな!!!!」
日車「俺はさらに、胸ポケットから即席で作成した『違法な身柄拘束に対する異議申立書』と『教員の過剰労働および権限逸脱に関する監査請求書』の2枚を胸元に叩きつけてやった」
アツヤ「過剰労働の監査請求まで混ぜてんじゃねえよ!!七海の労働環境を心配してんのか嫉妬してんのかどっちだ!!」 - 88二次元好きの匿名さん26/08/09(日) 22:04:02
日車「彼は一瞬驚いたように目を見張り、深い溜め息をついた。『……ヒロミティア様。私は彼女を守るためにしかるべき手続きを……』と言いかけたが、俺は言い放った」
日車「『守るというなら正式な弁護人の立会いを認めろ!彼女の権利と人権を守るのは法とこの俺だ。これ以上、正義感を盾に彼女の自己決定権を侵害するならば、文部行政機関および労働基準監督署へ即刻告発する!』とな」
アツヤ「労働基準監督署まで出てきたよ!!乙女ゲーのシリアスな逃亡劇が労働組合の交渉現場になってんだよ!!つか労働基準監督署あんの!?乙女ゲームに!!?」
日車「彼はメガネをかけ直し、『……正論ですね。これ以上の議論は時間の無駄です。出直しましょう』と言い残して、整然と去っていった。……ふぅ、間一髪で虎杖の身の安全は守られた」
アツヤ「守られたっていうか、七海の労働意欲を奪っただけじゃねえか……で、肝心の虎杖の反応はどうだったんだ?」
日車「……虎杖は、俺が叩きつけた監査請求書の控えを大切そうに抱え直して、『ヒロミティアさん……難しいことはわかんねえけど、先生の残業まで心配して戦ってくれるヒロミティアさん、マジで超かっけえよ……!!』と、目をキラキラさせて抱き着いて来た」
アツヤ「七海の残業心配したわけじゃねえんだよなぁ……!!」
日車「……胸の鼓動がうるさくて、俺はまたしても正気を保つのが困難だった。日下部、俺はいつまでこの高鳴る鼓動に耐えられるだろうか」
アツヤ「メインストーリー進んだと思ったら、教官の保護申請を法的突っ込みで突っぱねただけで結局1ミリも進んでねえじゃねえかよ!!!!!メインストーリーはどこに行ったんだよ!!!!!」 - 89二次元好きの匿名さん26/08/09(日) 22:10:04
アツヤが乙女ゲーガチ勢とはな…!
むしろ夢の中でエンジョイ出来るかもしれん
ヒロミティア様、早く弁護団を結成して国と戦った方が早い気が気がしてきましたわよーッ! - 90二次元好きの匿名さん26/08/10(月) 04:27:18
メーカー名とタイトルはギリ耐えたのに「ここ大事なスチル!!!」で駄目だった
腹筋捩れる、お腹痛いw
その通りなんだが、詳しすぎるだろアツヤw
ストーリーが停滞してんのに、聖女との仲だけが深まるとかっていう異常事態w
これはやっぱり悪役令嬢を聖女から引き離さない限り無理なのでは? - 91二次元好きの匿名さん26/08/10(月) 07:14:52
悪役令嬢転生おじさんの亜種かな?
- 92二次元好きの匿名さん26/08/10(月) 13:28:13
アツヤがちょっと聞きかじってるとかじゃなくガチの乙女ゲー勢レベルなのクソ吹いた
妹のゲームプレイやトークに付き合ってるうちに奥深さにハマっちゃったみたいな?
アツヤもキャラとして今後出てくるのかそうなったらなんてツッコミ入れるのかオラわくわくしてきたぞ - 93二次元好きの匿名さん26/08/10(月) 22:36:10
保守
- 94二次元好きの匿名さん26/08/10(月) 22:36:26
保守
- 95二次元好きの匿名さん26/08/10(月) 22:42:03
アツヤ「そもそもの話なんだがよ、オマエは『国外追放か処刑』なんだろ?悠長にしてらんねえんじゃねえの。オマエが知ってる知識を改めて整理させてくれ」
日車「そうしよう。正直『シナリオ』については整理しきれずに頭を抱えていたところだ」
アツヤ「まあ乙女ゲームって複雑だしな。なんだ?ロケットにくくりつけられて宇宙に打ち上げられたりするのか?(笑)」
日車「なんだそれは?乙女ゲームとは不可解だな。……夢の世界はシリアス系ダークファンタジー乙女ゲームがベースになっているらしいんだが……俺がなり代わっているこの公爵令嬢の運命が、あまりにも悲惨なんだ」
アツヤ「なろうテンプレ的な聖女にウザい嫌がらせして断罪される悪役枠か?」
日車「それどころではない。俺が得たゲームの記憶によると……この公爵令嬢、全7ルート中6ルートで確実に死亡する。 残る1ルートも終身刑の末に牢獄で死亡だ」
アツヤ「死亡率100%じゃねえか!!!どんなデスゲームだよ!?乙女ゲーだろこれ!?なろう要素のほうが強いじゃねえか!!!」
日車「各ルートの罪状も悲惨だ。第一王子ルートでは暗殺未遂で『処刑』。教官ルートでは軍事妨害で『処刑』。王国第二王子ルートでは情報漏洩で『公開処刑』。王国第一王子ルートでは国外追放の護送途中に襲撃されて死亡……どのルートを選んでも、俺は国家や男たちの都合で殺される」
アツヤ「悲惨すぎるだろ公爵令嬢……!でも待て、攻略対象の男どもは何してんだよ!?婚約者の第一王子とかよ!!」
日車「第一王子は『前世の記憶を持つ魔王の転生体』だ。聖女の中に眠る力を取り込んで完全体になろうとしている。第一王子ルートで処刑される直前、公爵令嬢は聖女に『あの方に食べられてしまいますわよ』と警告を残して死ぬらしい」
アツヤ「比喩じゃなくて文字通りの捕食じゃねえかよ!!!こわっ!!攻略対象がラスボスどころかカニバリズム野郎じゃねえか!!」 - 96二次元好きの匿名さん26/08/10(月) 22:43:16
日車「さらに学園長は、かつての親友の肉体を乗っ取った現魔王との因縁で本編終盤に死亡。これは攻略対象ではなく、FD?で攻略可能になるらしい」
アツヤ「すげえオト〇イト」
日車「気弱な同級生……これはまだ俺が確認できていないが、『シナリオ』によるとGOOD END以外で全員死亡。第一王子の側近と平民の傭兵は生き別れの親子で、王国第一王子は母親が現魔王に乗っ取られていたせいで聖女と異母兄妹……」
アツヤ「重い!!設定が重すぎるし全員因縁ドロドロじゃねえか!!!reje〇tもびっくりの激重ダークファンタジーだよ!!」
日車「しかも、だ。そもそも1000年前に『聖王』など存在せず、ただの誤伝だったという設定だ。主人公が取り込んだ『聖王の遺物』の中身は、1000年前に封印された魔王の力そのものなんだからな」
アツヤ「聖女の力=魔王の力!?エぐいなその真実!!だから第一王子は聖女を取り込もうとしてんのか……!」
日車「だが日下部。一つだけ、俺が生存できる『隠し・百合ルート』が存在すると言っただろう?」
アツヤ「悲惨過ぎて俺は掌返して応援したくなってきたわ。なんだ?鬼難易度なんだろ?」
日車「条件は極めて厳しい。すべての男を無視し、好感度を隠しパラメータで上げ切った上で、断罪イベント時に聖女がこう宣言するんだ。『彼女と同じ罪を、私にも』とな」
アツヤ「……ッ!!なんだその熱すぎる展開……!聖女としての政治的価値を自分から投げ捨てて『私を助けてくれた公爵令嬢を助ける』って突っぱねるのか……!激アツじゃねえか!!」
日車「そして二人で身分を捨て、帝国を去り、小さな家で一緒に朝食を食べるエンディング『ただの二人』を迎える」 - 97二次元好きの匿名さん26/08/10(月) 22:44:24
アツヤ「最高かよ……最高の百合エンドじゃねえか……!!で、現状はどうなんだ?その隠しルートに向かってんのか!?」
日車「……すでに崩壊している」
アツヤ「え?」
日車「まず第一王子の宿儺だが、奴が虎杖に接触しようとするたび、俺が精神的ハラスメントと人身売買の仮処分申請でブロックしている。そろそろ婚約が破棄されそうだが、公爵家としては王国と争うことも辞さない覚悟だ。教官は労基署と行政手続法で無力化。傭兵は不法侵入で退去。脹相は未成年者略取で起訴だ」
アツヤ「あー……」
日車「つまり、本来なら俺を殺すはずの攻略対象が、全員俺の法的手続きによって退場または起訴されている。 虎杖の好感度は選択肢を選ぶまでもなく、最初から俺にしか向いていない」
アツヤ「隠しルートの『異常に厳しい解禁条件』を、オマエが法と書類で強引に全自動達成しちまってるワケ???!!」
日車「先日も虎杖が『ヒロミティアさん!一緒にお朝食食べよ!』と手作りのサンドイッチを持って俺の部屋に押し掛けてきた。『ただの二人』のエンディングCGが日常風景として定着してしまっている」
アツヤ「シナリオライターが泣くぞ!!1000年の因縁も!親友の肉体を奪う魔王も!二国間の全面戦争も!全部スルーして公爵令嬢と聖女が朝食食べてエンドロール流れてたら泣く!!周回プレイして見つけて欲しかっただろうに!!!」
日車「……まあ、虎杖が死ぬことも、俺が処刑されることもないなら、これが最も法的に適正なハッピーエンドと言えるのではないだろうか」
アツヤ「乙女ゲーのストーリーを法学で完結させるな!!!!」 - 98二次元好きの匿名さん26/08/10(月) 22:51:05
薔薇でできた百合エンドが毎日の光景とか最高やんけ!!!
相変わらずアツヤは乙女ゲーが好きすぎる、妹が好きだったから…なんて言い訳できないレベルだぞ
メーカー・レーベルで語る奴は店頭で初回特典版を買う奴だ - 99二次元好きの匿名さん26/08/11(火) 08:11:59
ヒロミティア様による国家経営シミュレーションゲーム始まってる!?
だが火種もとい攻略対象者達とその周囲は大人しく裁かれてくれるのだろうか?
特に前魔王の生まれ変わりと現魔王
法は理不尽の前に無力…! - 100二次元好きの匿名さん26/08/11(火) 08:13:06
保守
- 101二次元好きの匿名さん26/08/11(火) 08:15:08
何コレ………………?
- 102二次元好きの匿名さん26/08/11(火) 08:32:28
うるせ〜〜〜!!!しらね〜〜〜!!!
ロングガベル棒術!!!ガベルガトリング!!!クソデカガベルアタック!!!
武闘派リーガル公爵令嬢による国盗りが今始まる…!!
コー◯ーテ◯モならできるだろ、歴史シミュレーションゲームと無双シリーズを作る有名ゲームメーカーで
何より乙女ゲーのパイオニアやぞ
- 103二次元好きの匿名さん26/08/11(火) 09:23:54
出るか、アン〇ェ無双…
- 104二次元好きの匿名さん26/08/11(火) 10:00:25
- 105二次元好きの匿名さん26/08/11(火) 12:06:54
うた〇リだよ
- 106二次元好きの匿名さん26/08/11(火) 18:24:43
ア○ジェのロザ○ア様との関係みたいにライバルだけど何だかんだ世話焼きツンデレとそれに懐く天真爛漫ヒロインって考えると乙女ゲーの原点回帰とも言えるのか……?
- 107二次元好きの匿名さん26/08/12(水) 00:01:30
日車「聞いてくれ日下部」
アツヤ「……今度はなんだ。公爵家と王家のあいだで正式な婚約破棄の書類でも交わしたのか?それとも虎杖がまた手作り朝食を持って押し掛けてきたか?」
日車「いや……今回は学園長だ。彼が夜中に、突然俺の自室へ現れてな」
アツヤ「学園長か!年齢不詳・作中最強クラスで、FDで攻略対象化するっていうあの男だな!アイツが夜中に公爵令嬢の部屋に不法侵入してきたのか!?」
日車「ああ。窓から無音で侵入してきた。俺が『住居侵入罪および不法侵入だ、即座に退去しろ』と書面を突きつけようとしたんだが……彼は飄々とした笑みを浮かべたまま、こう言ったんだ」
日車「『やあ。……君、中身はヒロミティアじゃなくて、日車寛見だろ?』とな」
アツヤ「第四の壁を貫通してんじゃねえよーーーーーッ!!!!なんで乙女ゲームのキャラクターが中の人の本名を知ってんだよ!?六眼でも説明つかねえだろ!!?」
日車「俺も一瞬、息が止まった。彼がこのゲームの存在そのものや、俺たちが『異世界の住人の精神』として成り代わっていることまで見抜いているのかは不明だが……彼は俺を『公爵令嬢』ではなく『日車寛見』という個として完全に認識していた」
アツヤ「怖っ!!さすが作中最強!!乙女ゲーのシステムすら超越しやがった!!で、その最強学園長は何しに来たんだよ!?」
日車「彼は室内の椅子に深く腰掛け、いつもの軽い調子を崩さずに……だが、どこか冷たい瞳でこう続けたんだ。『ちょっと僕の親友の件で、相談があってさ』と」
アツヤ「……!例の『親友の肉体を乗っ取った現魔王』の話か……!」
日車「ああ。彼は言った。『ゲームのシナリオ通りなら、僕は本編終盤で魔王と相打ちになって死ぬ手はずになってるらしい。でもさ……ゲームの中でも傑の身体をいいようにしてる奴をやっつけるために、どうしても聖女の力が必要なんだよね』とな」 - 108二次元好きの匿名さん26/08/12(水) 00:02:50
アツヤ「設定の裏側まで把握して相談しに来てんじゃねえか!!!自分の死亡フラグも、親友の肉体を乗っ取った魔王のことも全部わかってて言ってるよこの学園長!!」
日車「彼は静かに微笑みながら、俺の目を真っ直ぐ見つめて言った。『日車さ。君が法的手続きで攻略対象たちを遠ざけて、聖女と平和な朝食エンドに逃げ込もうとしてるのは分かってる。でも……僕の親友を救うために、ちょっとだけその聖女の力、借りてもいいかな?』とな」
アツヤ「うわあああ……!!重い!!飄々とした態度の裏にある『親友を取り戻す』っていう執念がガチすぎて超シリアスじゃねえか……!!」
日車「……俺も言葉を失った。この学園長は、世界の運命や乙女ゲーのシナリオなんてどうでもいいんだ。ただ『親友の尊厳を取り戻す』ためだけに、ゲームの枠組みを超えて俺に交渉しに来た」
アツヤ「で、どうしたんだオマエ……!?いつもの法的手続きで『権限外の聖女動員請求の不当性』とか言って突っぱねたのか!?」
日車「……いや。俺は胸ポケットから書類を取り出し、学園長に手渡した。『……学園長。現魔王に対する身体返還および精神的損害賠償請求訴訟、ならびに親友の遺体損壊・死体遺棄に対する刑事告発状の草案だ』とな」
アツヤ「魔王を訴訟しようとしてんのかーーーーーッ!!!??」 - 109二次元好きの匿名さん26/08/12(水) 00:04:14
日車「俺は彼に言った。『聖女の力を兵器として差し出すことは認めない。だが、不法占拠されている親友の肉体を法的かつ物理的に奪還するための共同不法行為差止請求なら、弁護人として全面協力しよう』とな」
アツヤ「魔王相手に民事と刑事のWパンチでお身代奪還しようとしてる!!!学園長のガチシリアスな情熱を、またしてもリーガルバトルに巻き込んでんじゃねえか!!」
日車「学園長は一瞬呆気にとられたように目を見張り……それから声を立てて笑ったよ。『あはは! 最高だね君!魔王を訴える弁護士なんて聞いたことないよ!交渉成立だ』と言って、窓から夜風と共に去っていった」
アツヤ「……ま、まあ、学園長が死亡フラグ回避して、魔王から親友の身体を取り戻せるなら……一番良い展開なのか……?なのか……!?」
日車「これでまた一つ、この世界の悲劇的な死亡フラグが法的に解体されたわけだ。……ふぅ、明日は朝から魔王宛ての送達住所の特定手続きに入らねばな」
アツヤ「魔王城の住所を特定して訴状を送りつけようとすんな!!!!」 - 110二次元好きの匿名さん26/08/12(水) 00:11:17
ヒロミティア様は日車だった…!?
いやそうなんだけどそうじゃなくてですね
明白にヒロミティアと日車が別扱いなんだなと思いました
夢の中で本人になっているわけじゃなくて、憑依といえば聞こえがいいけど実質的には強制支配だったんだなーとね
誰がそんなことしたのかなーと
一番怪しいのは本人確認が一度もされていないヒロミティア様ご本人ですが… - 111二次元好きの匿名さん26/08/12(水) 00:12:43
夢の中のゲームの一キャラ(NPC)だったはずが
バグか何かが起きてもう一つの現実(夢の外)をインストールした高性能AI搭載しててひっくり返ったし笑った
でもよく考えたら存在しないはずの8番目のルートをこれから作ろうとしてるのに気づいて胸が熱くなった!
頑張れスレ主!頑張れヒロミティア!(日車)
- 112二次元好きの匿名さん26/08/12(水) 08:50:57
ヒロミティア様鬼つええ!このままユウジェニーに手ェ出すやつら全員訴訟していこうぜ!
- 113二次元好きの匿名さん26/08/12(水) 17:06:15
保守
- 114二次元好きの匿名さん26/08/12(水) 21:56:43
面白すぎるのでこの悪役令嬢日車のゲームやりたい
- 115二次元好きの匿名さん26/08/12(水) 23:17:32
アツヤ「……おう、虎杖。どうしたんだそんな神妙な顔して。なんか悩み事か?」
虎杖「あ、日下部先生……うん。なんかさ、最近変な夢ばっかり見るんだよね。俺が聖女?とかいうのになって、ファンタジーな学園に通ってる夢なんだけど……」
アツヤ「ゲッホ、ゴッホ……!!へ、へぇ、聖女ねぇ。どんな夢なんだ?」
虎杖「それがさ……すごく綺麗で、ちょっと厳しくて、でもすっごく優しい公爵令嬢の人が出てくるんだよ。名前は『ヒロミティア』さんって言うんだけどさ」
アツヤ「ヒロミティア……」
虎杖「俺さ、夢の中でヤバい力を取り込んじゃって、王子様とか教官とか、お偉い大人たちから『処分する』とか『利用する』とか言われて追いつめられてて……あ、つっても、そこの俺は俺じゃないんだ!なんか、自分で行動ができなくて、ぼんやり外で見てる感じ?かな。宿儺の指取り込んで死刑って言われた時よりはまだ何も怖くねえし」
アツヤ「ま、まあ、そっちのリアルに比べたら夢の追いつめられ方なんて可愛いもんだもんな……」
虎杖「うん。でもさ、その夢の中の俺がすっごく泣きそうになってる時にさ、ヒロミティアさんが大人の人たちの前に立ちはだかってくれたんだよ。『彼女の権利を侵害するな!』って、何枚もの難しい書類をバーンッて叩きつけて、俺を守ってくれたんだ」
アツヤ「あー…………」
虎杖「でもさ……ヒロミティアさん、すごく悲しそうな顔で俺を遠ざけようとするんだよ。『私に関わると、あなたまで不幸になりますわ』って言いたげな顔で……本当は俺、もっとヒロミティアさんの隣にいたいのに。夢の中だけでもいいから、あの人とちゃんと手をつないで、ずっと一緒にいたいのにさ……」
アツヤ「ブッハ!!!!」
虎杖「……日下部先生?」
アツヤ「あ、いや……何でもねえ。切ねえなと思ってな……、……虎杖のフィルターって激厚なのか?」 - 116二次元好きの匿名さん26/08/12(水) 23:19:06
虎杖「でさ、俺、難しいことはよく分かんねえじゃん?だから夢の中で選択肢みたいなのがポツンと浮かんだ時、【朝ごはんを作って持っていく】ってやつを適当に選んだんだよ」
アツヤ「選択肢……!?あー、やっぱりそうか……」
虎杖「そしたらさ、夢の中の俺が勝手に動いてサンドイッチ作り始めてさ。それをヒロミティアさんの部屋に持っていくと、呆れた顔しながらも優しく食べてくれるんだよね。なんか自分でやってるっていうより、そういう映像を見させられてる感じなんだけどさ」
アツヤ「呆れた顔……ねえ……」
虎杖「でもさ、選択肢選んだの俺だし、なんか変な感じだけど嬉しくなっちゃってさ。日下部先生……俺、夢の中のヒロミティアさんのこと、好きなのかな。高嶺の花すぎて届かないのは分かってんだけどさ……俺、どうしたらあの人と夢の中でもっと仲良くなれると思う?」
アツヤ「ややこし~~~~ッ!!!!オマエが好きなのは『ヒロミティア』なのか?!」
虎杖「え!?いや……『なのか』って言われても!夢の中に出てくるのがヒロミティアさんなんだから、そうじゃねえの……?」
アツヤ「……あー、いや、なんでもねえ!!その、なんだ……夢の中の相手に本気になっても、覚めたら切ないだけじゃねえか?」 - 117二次元好きの匿名さん26/08/12(水) 23:20:31
虎杖「うーん……まあ、そうかもしれないけどさ。でも、夢から覚めても胸がキュッとするっていうかさ……あ、でもこの前、高専で日車とすれ違った時、なぜか一瞬だけ夢の中のヒロミティアさん重なって見えたんだよね」
アツヤ「ゲッホ!!!重ねるな!!日車とヒロミティアを重ねるな!!」
虎杖「え!?日下部先生大丈夫!?なんでそんな動揺してんの!?」
アツヤ「い、いや!喉に唾がほら、な!!……とにかく虎杖!!」
虎杖「お、おす!」
アツヤ「その……夢の中の『ヒロミティア』だ!!今まで通り毎朝美味いサンドイッチとフレンチトースト作って届けてやれ!!それが一番だ!!相手も間違いなく喜んでる!!中身が誰であれ……じゃなくて!夢の中の彼女は間違いなくオマエにメロメロだから!!」
虎杖「マジで!?よっしゃ!!じゃあ次の夢でもまたあの選択肢が出るといいな!今度は『フレンチトーストにハチミツたっぷりかける』ってやつを選んでみるわ!日下部先生、相談乗ってくれてありがとな!」タッタッタ
アツヤ「おう…………ふぅ……日車……オマエ、現実に戻ってきた時、虎杖のこの純粋な目をまっ直ぐ見つめられるのか……?罪な悪役令嬢(30代弁護士)だぜまったく……」 - 118二次元好きの匿名さん26/08/12(水) 23:25:09
むしろ重ねさせた方がハッピーなのでは?
夢だけど夢じゃなかった!展開にしちゃおうぜ - 119二次元好きの匿名さん26/08/12(水) 23:26:18
さすが五条悟に並ぶほどの才能の原石…現実世界とゲーム世界、同時に主人公を落としにかかるとは…
- 120二次元好きの匿名さん26/08/13(木) 02:44:39
このレスは削除されています
- 121二次元好きの匿名さん26/08/13(木) 10:01:31
美しい友情なのか少女たちの恋なのか、それだけならよかったのに現実に滲み出してて草ァ!!!
いつか現実の日車にもサンドイッチとフレンチトースト作ってやってくれ、面白いことになりそうだから
ヒロミティアの癖で日車のガベル裁きが優雅になってたら面白そ〜〜〜
美しい扇子捌きは淑女の嗜み - 122二次元好きの匿名さん26/08/13(木) 18:33:19
続き楽しみ
- 123二次元好きの匿名さん26/08/13(木) 23:45:17
鯖落ち焦ったので早めのパブロンならぬ早めの保守をしておくよ
- 124二次元好きの匿名さん26/08/14(金) 07:44:50
ヒロミティア様がユウジェニーの作ったシンプルなサンドイッチや素朴なフレンチトーストを優雅に召し上がってるシーン
拝見したくてたまらん、令嬢らしい繊細な指先でそっとサンドイッチを摘んで小さな口でいただいてるんだろうな
フレンチトーストにたっぷりかかったハチミツが淡い色の唇を艷やかに見せたりするんだろ…?
ユウジェニーや虎杖視点でのヒロミティア様ってマジモンの優雅で麗しい公爵令嬢なんだろうなって…
いつか虎杖の強い気持ち(下心)が反映されてユウジェニーがヒロミティア様を押し倒したりしたら
「いけませんわユウジェニー!はしたなくってよ!私はスクナサンダー王子殿下の婚約者…こんなこと…許されませんわ…」って
ガチ百合な展開を見せてくれたりするんだろうか - 125二次元好きの匿名さん26/08/14(金) 15:51:49
- 126二次元好きの匿名さん26/08/14(金) 21:17:57
保守
- 127二次元好きの匿名さん26/08/15(土) 05:20:19
保守
- 128二次元好きの匿名さん26/08/15(土) 12:30:09
早め保守
- 129二次元好きの匿名さん26/08/15(土) 20:30:48
保守
- 130二次元好きの匿名さん26/08/15(土) 20:31:49
いけませんわユウジェニー!はしたなくってよ!→待てができない虎杖わんこへの窘め
私は(まだ)スクナサンダー王子殿下の婚約者…→絶賛婚約破棄手続き中
こんなこと…許されませんわ…→手続きが完了してないので拘束力が残ってる
道ならぬ恋に対しての罪悪感とかじゃなく、法的処理が終わってないから現時点ではこっちが有責になってしまうからダメっていう意味になってしまうヒロミティア様のリーガルバグ - 131二次元好きの匿名さん26/08/16(日) 04:00:53
保守
- 132二次元好きの匿名さん26/08/16(日) 12:26:56
保守
- 133二次元好きの匿名さん26/08/16(日) 15:14:56
- 134二次元好きの匿名さん26/08/16(日) 23:36:45
虎杖はまだ乙女ゲームやってる認識が薄いのかな?
物語を進めててたまにポンッて選択肢が出てくる?程度の認識なのかも
フィルターの度合いが違うのも関係してるのかな
…もしかして虎杖の方がストーリーにどっぷり浸かってる感じ…?
そっか…虎杖にはリーガル公爵令嬢がマジで素敵なお嬢様に見えててお近付きになりたくて、
何でか日車に似てるように見えちゃうんだ
現実世界にエレガンスチートが滲み出てえらいことになったりしないかな、
リアルリーガル公爵令嬢(36)見たすぎるだろ - 135二次元好きの匿名さん26/08/16(日) 23:45:15
早いけど保守
- 136二次元好きの匿名さん26/08/17(月) 00:08:16
日車「聞いてくれ、日下部」
アツヤ「……ハァ~~~~……今度はなんだ。虎杖のフレンチトーストの次は、魔王城に裁判所の執行官でも乗り込ませたのか?」
日車「察しが良いな。まさにその件だ。魔王城の玉座の間へ無事に訴状の送達が完了した」
アツヤ「本当に届かせたのかよ!?どうやって魔王城の防衛結界破ったんだよ!?」
日車「学園長のご協力だ。物理的に魔王城の屋根を吹き飛ばし、『配達でーす!』と訴状を玉座へ叩き落としてもらった」
アツヤ「学園長が一番暴虐の魔王みたいなムーヴしてんじゃねえか!!」
日車「学園長は『いや〜傑作だったよ!あの雑巾魔王が「マジでどうなってんだよ君は」って言ってる上から、民事訴訟の期日呼出状が降ってきているあの光景と来たら!腹痛い腹痛い』と笑っていた」
アツヤ「笑い事じゃねえんだよ学園長!!オマエのせいで国際問題どころか異世界存亡の危機なんだよ!!」
日車「そしてついに期日当日……ジュジュツニア帝立裁判所の法廷にて、弁論手続きが開始された。原告は俺と学園長、被告は魔王ケンジャクだ。そこへ『俺を蚊帳の外に置くなど許さん』と、婚約不履行で争い中の宿儺まで傍聴席を破って乱入してきてな」
アツヤ「地獄のメンツが一堂に会してんじゃねえか!!裁判所が爆破される5秒前だぞ!!」
日車「原告席では学園長が『アイツマジで親友の身体なのに縫い目あってウケるんだけど〜!お母さんに縫ってもらった雑巾かよ~』と煽り倒し、傍聴席では宿儺が『ヒロミティア、俺を差し置いてあの偽魔王と争うとは良い度胸だ』と圧をかけ、被告席の魔王は『私が人間の作った法に従うとでも?』とつまらなさそうにする……まさに一触即発の緊張感が法廷を支配していた」
アツヤ「ピリピリどころの騒ぎじゃねえよ!!世界滅亡の引き金が法廷に揃ってんなあ!!」 - 137二次元好きの匿名さん26/08/17(月) 00:09:29
日車「そんな緊迫した空気の中、原告側弁護士席の扉が勢いよく開き……虎杖が駆け込んできたのだ。『ヒロミティアさん!俺、どうしても心配で……!法廷闘争って、すごく大変なんだろ!?』とな」
アツヤ「アイツ、その地獄絵図の中に飛び込んできたのかよ!?無茶しやがって!!」
日車「俺は危険だから下がるよう伝えた。だが虎杖は首を振り、俺の前に立つと『俺、戦うことはできないけど……ヒロミティアさんのこと、全力で応援する!』と言って、俺の頬にそっとキスをしたのだ」
アツヤ「……は?」
日車「その瞬間、法廷全体を眩い光が包み込んだ。『【聖女の加護】発動、ヒロミティアのスキル、【法廷闘争(リーガル・バトラー)】にバフを付与』……俺の頭の中に謎のアナウンスが響き、ステータス画面に大量のバフがもりもりに盛られ始めた」
アツヤ「法廷闘争専用のスキルってなんだよ!!!聖女の力ってそんなピンポイントで付与されるもんなのか!?」
日車「『口頭弁論の説得力5000%上昇』『相手の反論を物理的にかき消す【沈黙の槌(サイレンス・ガベル)】付与』『法的根拠の威圧感による精神的ノックダウン効果』……俺の全身から溢れ出る圧倒的な法力(?)に、あの宿儺すら『ほう……魅せてみろ』と楽しそうにしていた」
アツヤ「宿儺が完全に楽しんでる!!聖女の愛、重すぎだろ!!」
日車「虎杖は耳まで真っ赤にしながら『これでヒロミティアさんが絶対勝てるよね……!』と、俺の袖をぎゅっと掴んできてな……その健気な姿に、俺の胸はまたしても激しく締め付けられた」
アツヤ「完全に胃がもたれる甘々加護じゃねえか!!っていうかオマエ、バフ盛り盛りの状態で魔王と宿儺を法的に完勝しようとしてんのか!?」
日車「ああ。次回はいよいよ、加護を得た俺の最終弁論だ。魔王も宿儺も、法の前にはひれ伏してもらう」
アツヤ「もう法律っていうか聖女のキスで覚醒したフィジカル法曹界の悪魔なんだよオマエは!!頼むから裁判所だけは吹き飛ばさないでくれよ……!!」 - 138二次元好きの匿名さん26/08/17(月) 00:20:46
呼吸困難なるのがこんな幸せなことある??全文笑いすぎてしんどい
一体誰が帝立裁判所の裁判官やってんだよ 生中なモブじゃ、面子が揃った時点で昇天してんだろ
…まさか、ジャッジマンか!? - 139二次元好きの匿名さん26/08/17(月) 08:01:42
このレスは削除されています
- 140二次元好きの匿名さん26/08/17(月) 08:05:55
リーガルバトラー!リーガルバトラーじゃないかヒロミティア嬢!!某ピピックで見た!!
別件でユージェニーが訴えられても「私無罪でちゅ…」って主張したら「無罪したれや!!!」って
裁判官に殴りかかるヒロミティア嬢が見られるってこと?オラワクワクしてきたぞ
あとこの公爵令嬢絶対王子に婚約破棄されないって、おもしれー女すぎてずっと魅せられてんじゃん
「貴様は俺のものだ」って別の乙女ゲー始まっちゃうよ
シゴデキなんだからヒロミティアとは政略結婚して正妃にして、ユージェニーを側妃にして
妃ふたりイチャこかせといたらジュジュツニア王国一生安泰やんけ - 141二次元好きの匿名さん26/08/17(月) 16:21:35
法廷の証言台でドレス姿の少女ふたり(外見のみ、実態は36歳男性と15歳男子高校生)が
ほっぺにちゅ♡してたらもうそれで無罪にならんか???
ジュジュツニア帝立裁判所に咲いた薔薇でできた百合の花やぞ
法の女神テミスだって目隠し外してガン見したいだろそんなん - 142二次元好きの匿名さん26/08/18(火) 00:09:31
鯖落ち怖すぎたので保守めぐり!!
- 143二次元好きの匿名さん26/08/18(火) 01:05:52
中の人つながりで言えば、マジでその台詞の配役は可能なのが怖いぜ某ピピック
- 144二次元好きの匿名さん26/08/18(火) 09:21:56
この乙女ゲーヒロミティア女王エンドアリな気がしてきたな
もしくは公爵領独立させてヒグラルマ公国作って女公爵になろう
女公爵と聖女が作る小さな国、法と聖なる力でガチガチに守られてる… - 145二次元好きの匿名さん26/08/18(火) 09:23:33
このレスは削除されています
- 146二次元好きの匿名さん26/08/18(火) 17:39:59
日車は単純に虎杖にラブで姿形と取り巻く環境がちょっと変な夢を見てるって状況だけど、虎杖は夢の中で自分が変な女主人公みたくなってて
世界観もよく分からないしで色々困ってるけど、何かとよくしてくれる綺麗なお嬢様に恋心を抱いちゃってどうしようって思ってたら
そのお嬢様が現実世界の知人に知人に似ててあれ…?ってなってる
日車も普通?に過ごしてるけど虎杖のこう、少女フィルターを通した行動があまりにも恋!!!!!ですごいよな
どうしていつも虎杖は激重感情(無意識)を日車に向けて抱いてんだよ、正気で暴れてる日車の方が幾分マシに見えるぞ - 147二次元好きの匿名さん26/08/18(火) 22:47:55
日車「聞いてくれ、日下部」
アツヤ「……ハァ~~~~……来ちまったよ続きが。なんだ?とうとう加護でバフ盛られた状態で最終弁論やって、裁判所ごと魔王を叩き潰したのか?」
日車「いや……それが、こちらの想定とは全く異なる展開になってな。俺が聖女の加護による圧倒的な法力(?)を放ち、論理的に追い詰めようとしたのだが……被告の魔王ケンジャクは『へぇ……!たかが人間の法で私を縛るかい?良いねぇ、実に面白い!』と、目を輝かせてノリノリで弁論に応じ始めたのだ」
アツヤ「やっぱりだよ!!アイツオモロいことが大好物なタイプの怪異なんだよ!!法律で詰めれば詰めるほど喜んじゃってんじゃねえか!!何???ゲームのアイツにも平安からの知識が搭載されちゃってんの!?」
日車「わからないが……『君のその真面目な顔、最高だよヒロミティア嬢!もっと私を法でゾクゾクさせてくれ!』と、裁判そのものを新感覚のエンタメとして楽しみ始めてな。俺の法理の攻防とケンジャクの詭弁で、法廷が謎の盛り上がりを見せていたその時だ」
アツヤ「なんだよ……まだ何か起きるのかよ……!?」
日車「裁判官がいきなり立ち上がり、法衣を脱いだと思ったら……中から珍妙な恰好の男が現れて、急に叫んだんだ」
アツヤ「何!?ここにきて新しい登場人物とか聞いてねえよ、ゲームのバグだろ!つーか脱ぐなよ、全裸より珍妙な恰好って何!?」
日車「恰好はおそらく、次の台詞を聞けばわかるだろう。……『異議あり!!法律より大切なのは、お笑いだろ!!』」
アツヤ「裁判官が髙羽だったのかよ!!どんな人事で最高裁判事になってんだよ!!」 - 148二次元好きの匿名さん26/08/18(火) 22:49:10
日車「彼のスキルであるらしい【超人】が発動した瞬間、法廷のルールが崩壊した。ケンジャクは『素晴らしい!待っていたよこういう展開を!』と大歓喜し、なんと被告席を飛び出して彼と即興で漫才コンビを結成した」
アツヤ「魔王と裁判官が結託して漫才始めてんじゃねえか!!裁判どこ行ったんだよ!!」
日車「二人が『どうもピンチャンです』『いやそういうんじゃない!』とノリノリでボケ倒し、法廷全体が爆笑の渦に包まれた……その一瞬の隙を、学園長が見逃さなかった」
アツヤ「学園長……?おい、まさか……」
日車「学園長は『ウケる〜!でも漫才に夢中でスキだらけ〜!』と大爆笑しながら魔王の背後に回り込み、至近距離から極大魔法を叩き込んでケンジャクを跡形もなく物理撃破した」
アツヤ「不意打ちで魔王倒したーーーっ!?聖女の加護も法廷闘争も全否定の力技じゃねえか!!」
日車「魔王が倒れ、法廷が静まり返ったのも束の間……傍聴席から立ち上がった宿儺殿下が宣言したのだ。『前魔王ケンジャクは滅びた!よって今日から俺が【魔王】である!』とな」
アツヤ「魔王の座の横取りが雑すぎるだろ!!なんだよその即席魔王!!」
日車「さらに魔王となった宿儺は、俺に向かって不敵に言い放った。『魔王の権限に基づき、ヒロミティア!貴様との婚約を破棄し……今この場より、俺の【魔王妃】としての強制婚姻契約を締結する!』とな」
アツヤ「婚約破棄からの魔王妃にジョブチェンジ要求かよ!!カオスの上塗りをやめろ!!」
日車「虎杖は『ヒロミティアさんは渡さない!』と俺に抱きつき、学園長は『次のターゲットは新魔王ね〜!』とノリノリで魔法を練り直し、宿儺は高笑いし、髙羽(ゲーム内名称不明)は『今の展開、オチとしては弱いな』と首を傾げている……」
アツヤ「もうメチャクチャだよ!!!!法律も聖女も魔王も全部渋滞して事故ってんだよ!!俺の胃を……誰か俺の胃を救ってくれ……!!」 - 149二次元好きの匿名さん26/08/18(火) 23:03:32
婚約は破棄されたけどもっとやべぇ婚約が結ばれちゃったな
リーガル魔王妃ヒロミティア・フォン・ジュジュツニア爆誕しちゃったじゃんめちゃくちゃ強いぞこの王妃 - 150二次元好きの匿名さん26/08/18(火) 23:41:06
深刻なツッコミ不足
アツヤ、アップ頼むな
あとはお前だけが頼りなんだ - 151二次元好きの匿名さん26/08/19(水) 08:51:53
髙羽もしかして宮廷道化師か?
ただし特定の相手に仕えるわけではなく、混乱のあるところに現れては場をかき乱し更なる混乱を招く…
クッソ性質の悪い(悪気はない)吟遊詩人とか旅芸人の可能性もありうる - 152二次元好きの匿名さん26/08/19(水) 16:46:14
宮廷道化師は王侯貴族を楽しませるのだけが仕事じゃないんだ、時に風刺や皮肉を言っても許されるんだ
だから前魔王ケンジャクを胃袋吐くまで笑わせるしドロップキックもかます
前魔王と道化師はね…ジャカジャカジャンケンする仲だったんだよ… - 153二次元好きの匿名さん26/08/19(水) 23:58:24
第八ルート無茶苦茶で草
8ってな〜横にすると♾️になんねん
つまり髙羽がボケ出したら周囲も♾️にボケだすルートってことになんねんな - 154二次元好きの匿名さん26/08/20(木) 08:25:49
保守
- 155二次元好きの匿名さん26/08/20(木) 16:46:36
保守
- 156二次元好きの匿名さん26/08/20(木) 22:49:13
日車「聞いてくれ、日下部」
アツヤ「……ハァ~~~~……まだ続きがあんのかよ。新魔王になった宿儺と爆笑学園長が裁判所を更地にして、オマエは無事に【魔王妃】へのジョブチェンジを回避できたのか?」
日車「ああ、まさにその件だ。宿儺による『強制婚姻契約』の宣言直後、学園長が『新魔王誕生おめでと〜!でも僕の生徒に手を出すなら、次は君を撃破する番だね!』と、笑顔で極大魔法を放ち……ジュジュツニア帝立裁判所の天井が吹き飛んだ」
アツヤ「やっぱり更地になったじゃねえか!!築何年か知らんが最高裁判所になんてことしてんだよ!!」
日車「そこへ魔王となった宿儺が『ククク……興が乗ってきたぞゴジョエル!俺を遮る者はすべて叩き潰す!』と応戦し、法廷は一瞬にして学園長VS新魔王の最終決戦場と化した」
アツヤ「異世界最終決戦を裁判所跡地でやるな!!」
日車「学園長と宿儺の破滅的な魔法攻撃が飛び交う中、俺は虎杖を庇いながら法書を盾にして耐えていた。すると虎杖が涙目になりながら『ヒロミティアさんを魔王なんかに渡さない!俺の全部の力……受け取って!』と、俺の両手を強く握りしめ……今度は額にキスをしてきたのだ」
アツヤ「またキスかよ!!どんだけ加護のバフを更新すれば気が済むんだよ!!」 - 157二次元好きの匿名さん26/08/20(木) 22:51:10
日車「その瞬間、空から神聖な光が降り注ぎ……『【聖女の真愛加護:天の裁き】発動。スキル【法廷闘争】が極限進化【絶対神聖法典(リーガル・アポカリプス)】へ覚醒』とのアナウンスが響いた。俺の背中に光の翼が生え、全身が黄金の法力で満ち溢れたのだ」
アツヤ「法曹界の天使降臨しちゃったよ!!聖女の愛で限界突破しすぎだろ!!」
日車「俺は覚醒した力で『法を汚し、建造物を破壊する不法者どもに……裁きの鉄槌を!』と叫び、ガベルを振り下ろした。すると二人を巻き込む巨大な法的結界(?)が展開され、宿儺の魔力も学園長の魔法もすべて『違法行為』として無効化され、両者ともその場に平伏したのだ」
アツヤ「魔王と学園長をまとめて法律(?)で鎮圧したーーーっ!!?どんな壊れ性能だよ!!ソシャゲなら出禁だろ!!!なろうチートすぎる!!!」
日車「こうして新魔王の暴走は鎮圧され、宿儺は『……クハハ!俺を圧倒するとは……やはり貴様は最高の女(男)だ。次は正式に婚姻届を持って出直してやる』と捨てゼリフを残して撤退していった」
アツヤ「諦めてねえ!!全く懲りてねえよあの即席魔王!!」
日車「裁判所は全壊したが、世界には平和が戻った。虎杖は『よかった……ヒロミティアさんが誰の物にもならなくて……』と安堵の涙を流し、俺の胸に飛び込んできてな。俺も……『ああ、俺は一生君の味方だ』と抱き締め返していたよ」
アツヤ「完全にトゥルーエンドのスタッフロール流れてんじゃねえか!!!!」
日車「……ちなみに髙羽は、全壊した法廷の瓦礫の上で『今日のオチ:裁判所だけに、さいばん(再販)決定!』と叫んでスベっていた」
アツヤ「髙羽のクソスベリギャグで締めるな!!頼むからもう夢から覚めてくれ俺の胃が保たねえ!!」