「『うらやましい』と称賛されたから」25人の幼児に性加害を…元保育士の“歪んだ承認欲求”のはて
「社会に貢献したい」と語ったが…
「犯行を始めた時は、SNS上の会話で『乳児院で働いてるんだったら、こういうこと(わいせつな行為)ができるじゃないか』といった話があって、だったらやってみようぐらいの感じでした。しかし、いざ犯行に及ぶと、快楽を得てしまい、小児性愛に目覚めてしまったというか、そのまま常習的に犯行に及ぶようになってしまいました」 そして、自身が小児性愛者だと自覚した後も保育士を続けた理由をこう話したのだった。 「わいせつな行為を止められないのなら、保育現場を辞めようとも考えました。しかし、性欲からではなく、職業として保育に携わりたいという思いが強かったので、現場に残り続けました」 結局、職場を変わっても犯行を止められず、再逮捕を繰り返すことになったのだ。その結果、’25年4月15日の一審判決では「行為の意味すら理解できない非常に未熟な被害者に対する悪影響は計り知れない」として「懲役8年(求刑12年)」の実刑判決を受け、今回は控訴も棄却されることになった。 高裁で、弁護側は「2歳ないし5歳の女児の陰部を触ったり、他人の陰部を触らせる画像で性欲を刺激されるのは、被告人など特定の特性を持つものだけで、一般人の性欲を刺激するものではない」として、藤原被告が撮影・保存していた女児の画像の一部は児童ポルノに当たらないなどと主張していた。 しかし、田村裁判長は、「これらの画像を見た一般人が、性欲を刺激したり性的に興奮するために撮影された児童の写真である、と認識することは明らか」として、「一審判決の認定評価に誤りはない」と述べるなど、弁護側の主張をすべて退けた。そして「一審判決の量刑が重すぎて不当であるとはいえない」と言い渡したのだった。 検察官が読み上げた起訴状などによると、藤原被告が性的暴行を加えた際に、被害女児は「顔をしかめたり、うめき声を上げたりと、幼いながらに嫌悪感を伝えようとしていた」という。 そんなことは意にも介さず、自身の性的欲求や承認欲求を満たすために犯行を続けていた藤原被告。かつて憧れたという「乳児保育に精通した男性保育士」とはどのような姿だったのだろうか。 勾留中にファイナンシャルプランナーの勉強をし、社会復帰後は「子どもに関わらないかたちで社会に貢献したい」と述べていたが、社会貢献はまだまだ先のことになりそうだ。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://x.com/FRIDAY_twit 取材・文・写真:中平良
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