AIで子供の画像加工しポルノ、鳥取県条例が罰則付きであす改正施行…最高で過料合計10万円
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生成AI(人工知能)を悪用し、児童らの画像を加工した性的偽画像「ディープフェイクポルノ」の作成・提供を禁じる鳥取県青少年健全育成条例に、行政罰を新設する改正条例が4日、施行される。県は施行に合わせ、サポートプログラムを導入して画像の削除要請などに踏み切り、子どもたちを守る体制を整える。(山内浩平)
現行条例は、生成AIで18歳未満の画像を加工した性的偽画像を「児童ポルノ」と定義し、作成や提供を禁じる。県内の児童らの画像を基に、県外で禁止行為に及んだ場合も対象となる。
改正条例では、違反者に「過料5万円以下」を科す規定を盛り込んでいる。知事は偽画像の削除を命じることができ、従わない場合はさらに5万円以下の過料を科すことができる。
違反内容や違反者の氏名は、被害者の意向を尊重したうえで公表することを検討。SNSで禁止行為が確認された場合、アカウント名なども公表対象になる。
サポートプログラムでは、4月に設置した「青少年SNS・ネット悩みごと相談窓口」で、被害児童や保護者からの電話やメールによる相談を受け付け。児童や加害者に聞き取りを行う。
罰則適用の基準となる「児童の
そのうえで、情報流通プラットフォーム法に基づき、発信者情報の開示請求や画像の削除要請を行う。
県は弁護士への相談費用50万円を助成し、学校にスクールカウンセラーを配置するなど心のケアも行う。平井知事は「警察や教育委員会など関係機関と調整し、実効性ある被害防止に取り組んでいく」としている。