Googleの「メディアを保存」をオフにしてみた話
※この記事は個人の見解であり、特定の企業・団体を批判する意図はありません。
「Googleで画像検索したら、その画像がAI学習に使われる?」
気になる。
Googleの「検索サービス履歴」に、新しく「メディアを保存」という設定が出ていた。私のアカウントでは停止の確認画面まで表示された。公式情報を確認して、そのままオフにした。
結論から言うと、普通に検索結果の画像を見る話ではない。主な対象は、Google LensやAIモードなどへ自分で送った画像・ファイル・音声・動画だった。
「メディア」に含まれるもの
Google公式ヘルプでは、検索サービスとのやり取りで使った以下のデータが対象と説明されている。
Google Lensへ送った画像
AIモードなどへアップロードした画像やファイル
音声検索の録音
検索 Liveの録音
Google翻訳の音声練習で使った音声
つまり、文字で「猫」と検索して画像一覧を見るだけなら、表示された画像そのものが「自分のメディア」として保存されるわけではない。検索結果に表示されるサムネイルも、この設定でいう保存メディアには含まれない。ただし、検索した内容や検索結果を開いた履歴は、検索サービス履歴に残る場合がある。
手元の写真をGoogle Lensに入れて検索したり、AIモードへPDFを添付したりした場合は対象になる。
オフにするとどうなるのか
「メディアを保存」をオフにすると、今後の検索サービスとのやり取りで使ったメディアは検索サービス履歴に保存されなくなる。
さらにGoogle公式の説明では、今後のメディアは生成AIモデルのトレーニングにも使用されない。例外は、自分からフィードバックを送った場合。
ただし、検索結果や回答を出すための処理と、安全性を維持するための処理には引き続き使われる。Googleへ送信した瞬間から何の処理もされなくなる、という設定ではない。
設定手順
Googleの「マイ アクティビティ」を開く
「検索サービス履歴」を開く
「メディアを保存」のチェックを外す
確認画面で「停止」を選ぶ
設定画面がまだ表示されないアカウントもある。Googleは、この新しい検索サービス設定を数か月かけて段階的に提供していると説明している。その場合は、従来の「ウェブとアプリのアクティビティ」が検索履歴などを管理する。
オフにしても残るもの
ここが重要。
「メディアを保存」をオフにしても、検索サービス履歴そのものがオンなら、検索文字列、音声の文字起こし、生成AIの回答などは引き続き保存される。
また、この操作は過去に保存された画像や音声を削除しない。過去分も消したい場合は、「検索サービス履歴」から保存済みの履歴を表示して削除する必要がある。
すでにAI学習用として選ばれたデータはGoogleアカウントから切り離され、元の履歴を削除しても最長4年間保持される場合がある。今から削除すれば必ず全部回収できる、という話ではない。
Geminiアプリ、YouTubeなどの履歴も別設定。今回の操作だけですべてのGoogleサービスが一括でオフになるわけではない。
7月30日の利用規約変更との関係
Googleの新しい利用規約が2026年7月30日に発効すること自体は事実。
ただし、Google公式ヘルプでは「メディアを保存」を含む検索サービス設定について、数か月かけた段階的な更新として案内している。7月30日の規約変更だけが原因で、突然すべての画像検索がAI学習へ回る、とまでは公式情報から確認できなかった。
私は、規約変更と検索サービス履歴の設定を分けて確認することにした。
まとめ
Google LensやAIモードへ個人情報入りの画像やファイルを送ることがある。私は「メディアを保存」をオフにした。
過去に免許証、給与明細、契約書などをGoogle LensやAIモードへ送った覚えがあるなら、保存済みメディアも確認した方がいい。
普通の画像検索まで全部危険になった、という話ではない。対象を確認したうえで、私は今後のメディア保存だけ止めることにした。
公式情報
※本記事の情報は2026年7月28日時点のものです。設定名称や提供状況はアカウント、端末、アプリの更新状況によって変わる可能性があります。最新情報はGoogle公式サイトをご確認ください。
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