みい山に反社がどうのとか言ってる人へ。根拠もなく「作者や関係者が反社とつながっている」なんて広めたら、普通に名誉毀損になり得るぞ。ワシはけもフレ騒動で、ほぼ同じことを実際に食らってるので、少し長いけど解説しておくね。
ちょっと長いけど誤解させないためにしっかり書いたので全文読んで欲しい。
2019年6月、ワシのTwitterアカウントを外部のマネジメント会社が管理するという告知が出た。するとネットでは、「本人が拘束された」「アカウントを乗っ取られた」「反社に消された」「すでに殺害されている」と、勝手な話がどんどん膨らんでいった。
まとめサイトも、実際に「反社会勢力によって殺害された可能性も」という見出しを付けて拡散した。もちろん、死亡説も拉致説も完全な事実無根。ワシは6月18日に生存報告を出して、死亡説はすべて誤解だと説明してる。
さらに怖かったのが、「榊が本当に殺されているのか確認しよう」という流れ。
当時の掲示板には、「安否確認」の名目で警察への集団通報を促す文章が投稿されていた。しかも、その通報手順には、ワシの本名、生年月日、自宅所在地、職業や仕事先まで書くよう案内されていた。「疑惑と確定事項を混同するな」と一応注意しながら、通報項目は最初から「暴力団が関与する犯罪」になっていた。
これ、注意書きを付けたところで、やってることは「反社に殺された可能性がある人物」として、個人情報を不特定多数へ配ってるんよ。
その結果、ワシの自宅には実際にかなりの数の人が来た。深夜にインターフォンを何度も鳴らす人、玄関の前で呪文みたいなものを唱える人、心配して安否を確かめに来た人、面白半分で様子を見に来た人。相手に悪意があるかどうかなんて、家の中にいるワシには分からない。
知らない人たちが自分の住所を知っていて、次々に家まで来る。その状況だけで十分に恐怖なんよ。
この件でワシは精神的に追い詰められ、家を引き払った。その後、重いうつ状態になって、閉鎖病棟へ約5か月入院した。ネットでは数行の面白い噂でも、現実では人の生活を壊す。
しかも当時は、開示請求、守秘義務、関係者への配慮、治療などの事情があって、話せないことがかなりあった。
ところがネットでは、説明しなければ「消された証拠」、説明すれば「誰かに言わされている」、中立だと言えば「敵側の人間」とされる。何を言っても陰謀論の材料にされる状態だった。
反社と結びつけられていた会社についても、少なくともワシが把握した事実には、反社関係を裏づけるものはなかった。そもそも当時のけもフレ騒動は、対立していた両陣営とも、確認済みの事実とネット上の推測が大量に混ざっていた。
その中で「反社」という言葉だけが、人を動かすための刺激の強いラベルとして利用されたんよ。
今のみい山をめぐる反社説も、かなり似た構造になってる。
作者の亜月ねねさんは、「ダイアナ」とは別人であり、2024年2月までは台本を受け取って作画だけを担当し、アカウント運営や投稿文、原作台本には関与していなかったと説明してる。
過去のインタビューと現在の説明に食い違いがあるのではないか、権利関係はどうなっているのか、説明が足りないのではないか。そこを質問したり検証したりするのは分かる。
ただし、説明に食い違いがあることと、反社会的勢力との関係があることは、まったく別の話。
削除された記事の画像、過去の仕事、夜職関係者との接点、犯罪者となった人物に会った経験などを並べても、それだけで「反社」にはならない。現在、公開情報から確認できるのは説明の食い違いまでで、反社会的勢力との関係を裏づける客観的な資料は確認できない。
そもそも政府の指針でいう反社会的勢力は、「暴力、威力、詐欺的手法を使って経済的利益を追求する集団または個人」で、暴力団や暴力団関係企業などの属性だけでなく、暴力的要求や法的責任を超えた不当要求などの行為も含めて判断するもの。
「なんとなく怪しい」「説明が変わった」「関係者の素性がよく分からない」というネット探偵の印象だけで認定するものではない。
今回ワシが公開資料を調べた範囲では、亜月ねねさん、出版社、「ダイアナ」とされる人物や運営者について、反社会的勢力との関係を認定した公的資料、警察発表、裁判資料、裏取り済みの報道は確認できなかった。
だからワシは、現時点でネットに流れている「みい山には反社が絡んでいる」という話は、全部、裏づけのない噂として扱うべきだと思ってる。
刑法の名誉毀損罪は、公然と事実を示して他人の社会的評価を傷つけた場合、その事実が本当か嘘かだけで決まる仕組みではない。公共性、公益目的、真実性などの条件は別に判断される。「公益のために言っているつもりだった」「疑惑と書いた」「可能性を指摘しただけ」では、自動的に免責されない。
裁判所も、名誉を傷つける表現かどうかは、本文だけでなく、見出しや記事全体から一般の読者が受け取る印象を総合して判断する。つまり、文末に「かもしれない」「疑惑があるらしい」と付ければ何を書いても安全、なんてルールはない。
「反社とつながっている」という虚偽は、本人の信用、仕事、契約、収入へ深刻な損害を与える。非常に重い言葉なんよ。
ワシが閉鎖病棟に入院していた時、本人が元暴力団員だったと話す人とも何度も会話した。実際の組織や人間関係について、いろいろな話を聞いた。
ただ、その経験からワシが学んだのは、「自分は本物の反社を知っているから判定できる」という話ではない。
むしろ逆。
反社との関係なんて、匿名アカウントが投稿履歴をつなぎ合わせて、「はい反社確定!」と遊ぶような話ではない。警察、弁護士、裁判所、企業のコンプライアンス担当者、取材と裏取りのできる報道機関が、具体的な資料を積み上げて扱う話なんよ。
本当に証拠を持っているなら、Xや5ちゃんねるで煽らず、警察や弁護士へ渡せばいい。報道する公益性があるなら、報道機関が裏を取って責任を持って公表すればいい。
証拠を持っていない匿名アカウントが、「怪しい」「つながっているはず」「収益が反社へ流れる」と話を膨らませても、それは捜査でも告発でもない。ただのデマ拡散になり得る。
作品を批判すること。作者へ説明を求めること。作者や関係者を反社認定すること。この三つは、全部別の行為や。
作品批判は作品に向ける。疑問は具体的な事実関係に向ける。反社という言葉は、客観的な証拠もなく使わない。
ワシの時みたいに、まとめサイトや愉快犯が乗って、誰かが現実の住所まで押しかけてからでは遅い。
同じことを二度と繰り返さないでほしい。
- ああ、ちらっと見ましたけどその手のはスルーしてます。いやあ、なかなかリスク高いことしてるなあと
- 亜月ねね氏が風●斡旋業のダイアナ氏から漫画のお仕事を貰ってた過去があることと、亜月ねね氏が反●ではないことは両立しますものね🧐
- そもそもあなたけもフレアンチの暴走を利用して金稼ぎしようとしてましたよね? アフィブログに誘導して「アマゾンでたつき監督の作品を買って!」と言って んで凍結されたら今度はけもフレアンチに投げ銭をお願いしてましたよね? 散々けもフレ陰謀論者を金儲けに利用してた癖に被害者ぶるんですか?