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小さい頃の私にとって、仁人くんは手を伸ばせば届く人だった
兄の隣で笑っていて
頭を撫でてくれて
「大きくなったな」なんて言ってくれる
ただそれだけで嬉しかった
だけど高校生になった頃
その気持ちは憧れじゃなくなっていた
ステージの上で誰よりも輝く彼を見るたび
近くにいるはずなのに遠いと思うようになった
妹みたいに可愛がられるたびに苦しくて
好きだと伝えたいのに
アイドルとファン
兄の大切な仲間と妹
その距離が私を臆病にした
追いつきたくて
隣に並びたくて
何度も背伸びをする
けれど、どれだけ背伸びをしても届かないと思っていた
——あの日までは
ずっと手の届かない存在だったはずの人が
私の背伸びに気づいてしまった日
これは
何年も片想いを続けた私と
ずっと妹だと思っていたはずの彼が
ひとつのキスで変わっていく物語
────────────────────────
こんにちは。
EP「東京」、ついにリリースされましたね
聴いた瞬間からずっと頭の中を離れなかった
「背伸びのキス」
今回のお話は、その楽曲から着想を得て書いたものです。
完全に作者の妄想ではありますが、楽曲の持つ切なさや甘さを少しでも表現できていたら嬉しいです。執筆状態:連載中
兄の隣で笑っていて
頭を撫でてくれて
「大きくなったな」なんて言ってくれる
ただそれだけで嬉しかった
だけど高校生になった頃
その気持ちは憧れじゃなくなっていた
ステージの上で誰よりも輝く彼を見るたび
近くにいるはずなのに遠いと思うようになった
妹みたいに可愛がられるたびに苦しくて
好きだと伝えたいのに
アイドルとファン
兄の大切な仲間と妹
その距離が私を臆病にした
追いつきたくて
隣に並びたくて
何度も背伸びをする
けれど、どれだけ背伸びをしても届かないと思っていた
——あの日までは
ずっと手の届かない存在だったはずの人が
私の背伸びに気づいてしまった日
これは
何年も片想いを続けた私と
ずっと妹だと思っていたはずの彼が
ひとつのキスで変わっていく物語
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こんにちは。
EP「東京」、ついにリリースされましたね
聴いた瞬間からずっと頭の中を離れなかった
「背伸びのキス」
今回のお話は、その楽曲から着想を得て書いたものです。
完全に作者の妄想ではありますが、楽曲の持つ切なさや甘さを少しでも表現できていたら嬉しいです。執筆状態:連載中
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作者名:ユタカ | 作成日時:2026年6月14日 15時