最後の畑なす、100個完売 来春統合の新庄・本合海小児童、力合わせ栽培
新庄市本合海小(大又政男校長)の1~6年生20人が24日、力を合わせて育てた最上伝承野菜「畑なす」を同市のゆめりあで販売した。同校は来春、新庄小に統合されることから、販売は今回が最後となる。児童たちは自慢の伝承野菜を大声で売り込み、用意した約100個を売り切った。 ◇ 畑なすは直径10センチほどで皮が薄く、火を通しても形が崩れにくいのが特徴。同校は10年以上前から、地場産品への理解を深め、郷土愛を育もうと畑なすの栽培に取り組んでいる。今年は5月に地元生産者の指導の下、学校近くの畑に苗を植え、育ててきた。 児童たちは販売会場で「甘くてみずみずしい畑なす、どうですか」とPR。光沢のある新鮮な畑なすを前に、多くの来場者が足を止めて商品に手を伸ばした。 6年林幸杜(ゆきと)さん(12)は「たくさんの人が買ってくれた。本合海小として最後にふさわしい販売会になった」と満足そう。会社員佐藤宏之さん(49)=同市本合海=は「甘みがあるのでピザやサラダに使いたい。来春の統合後も子どもたちが取り組めるようにしてもらえたらうれしい」と話した。