Aストーリーズ 支持の正体 データで読む高市政治(4)
高市早苗首相が歴史的大勝を果たした衆院選からまもなく半年。なぜ高市内閣は支持され、なぜ野党は苦戦が続くのか。国会答弁、首相動静、SNSなど膨大なデータを分析し、記者が「なぜ」と正面から向き合います。
有権者と政治家がSNSでつながる時代。共感も攻撃も一気に広まる。
それを身をもって経験したのは自民党の岩屋毅前外相(68)。2月の衆院選で11回目の当選を決めたが、思わぬ逆風にさらされた。地元の大分3区では知名度も高く、これまで盤石の戦いを続けてきたが、今回は何が起きていたのか。
高橋杏璃記者(2018年入社)は大分3区を歩き、どういうことを考えて投票したのか語ってくれる有権者を探した。
岩屋氏への批判、選挙前後に急増
「岩屋さんはネットで中国寄りと言われている。高市早苗首相の反対勢力みたい」。別府市で出会ったホテルで働く男性(54)は、岩屋氏への不信感を口にした。衆院選では参政党の新顔に投票したという。
家にテレビや新聞はなく、岩屋氏に関する情報はYouTubeやTikTokで得た。「媚中(びちゅう)」「中国の手下」「反日」――。スマートフォンの画面には攻撃的な言葉が並んでいた。
自民が選挙期間中にYouT…