情報公開請求 兵庫県が92人の情報漏えい 黒塗り外せる状態
兵庫県は、情報公開請求を受けて開示した文書について、氏名や住所などの個人情報が閲覧できる状態にあったと発表しました。
不開示のために処理していた黒塗りが編集ソフトで外せる状態だったということです。
これは3日、県が会見を開いて明らかにしました。
それによりますと、県政に関する提案を募集する「さわやか提案箱」への意見について、情報公開請求があり、氏名や住所などの個人情報を黒塗りにして電子ファイルで請求者に開示したところ、編集ソフトで外せて、閲覧できる状態にあったということです。
閲覧可能になっていたのは、さわやか提案箱に意見を述べた92人分の氏名や住所、メールアドレスで、先月(7月)、請求者の関係者から指摘があり、発覚しました。
本来は寄せられた意見のデータファイルをPDF形式にして該当部分を黒塗り処理したうえで、印刷し、さらにそれをスキャンして、黒塗りが外れないようにして公開用の電子ファイルを作成するところ、職員が誤って、スキャンする前の状態でファイルを送信してしまったということです。
県は、情報公開請求者とその関係者には電子データの削除を依頼していて、いまのところ、ほかへの漏えいは確認されていないということです。
再発防止策として、チェックリストを作成して、複数の職員で確認するなどとしています。
県広報広聴課の西田哲 広聴官は「関係者のみなさまには多大なるご迷惑やご心配をおかけしている。深くおわび申し上げます」と謝罪しました。