御殿場南高校の仮移転、半年延期で保護者へ説明会 3校統合で 静岡

戸村登
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 御殿場、御殿場南、裾野の3県立高校の再編について、静岡県教育委員会は29日夜、御殿場南高校の保護者に向けて説明会を御殿場市内で開いた。開校時期は従来通り2031年4月の予定だが、御殿場高校の校舎への仮移転の時期を27年9月から28年3月に半年間延期することを示した。県教委が説明不足を認め、仮移転の時期を見直した。

 御殿場市役所玉穂支所で開催された説明会には、1、2年生の保護者64人が参加した。報道機関には非公開だった。県教委は開校時期を決定した経緯や仮移転の時期、今後の支援策などを説明した。

 県教委は3校を再編し、御殿場南高校の敷地に新校舎の建設を計画。建設の間、御殿場南高校は仮移転し、生徒は御殿場高校の校舎を使う。今回の仮移転の延期に伴い、新校舎の完成は31年4月の開校に間に合わない見通しとなり、その間は御殿場高校の校舎を使う予定という。

 説明会後、県教委の山下英作教育部長は取材に「現在の2年生に対して、仮移転があると入学前に知らせていなかった。生徒や保護者の皆さんから(受験に影響があるなどと)再検討を求めるご要望があり、方針を決定した。新校舎は開校には間に合わないが、速やかにスケジュールを進めていきたい」と述べた。

 1年生の保護者には、路線バスの全額補助や自転車の無料貸し出しのいずれかの通学支援策を実施する方針を示した。一方、保護者からスクールバスによる通学支援などの要望があり、山下教育部長は「できることを考えていきながら、今後、検討する」と回答したという。山下教育部長は「我々の説明不足もあり、今後はしっかりお話を聞いていきたい」と述べた。

 説明会後の取材に対し、2年生の保護者の女性(55)は「すごくうれしかった」。1年生の保護者の男性(42)は「なんで(仮移転をさらに延期して)同等に扱ってもらえないのか」と不満を述べた。

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