【球宴】全パ・柳田悠岐 家族旅行キャンセル料取り返した!豪快3ランで200万円ゲット
◇マイナビオールスターゲーム2026 全パ7―8全セ(2026年7月29日 富山) 【写真あり】【球宴】日本ハム・新庄監督 ギータとも交流「僕が教えることないでしょ。僕より打ってんですから」 「マイナビオールスターゲーム2026」は29日、24年の能登半島地震の復興支援として富山市民球場で第2戦が行われた。全セが8―7で勝利し、通算成績を82勝94敗11分とした。プラスワン投票で選出された全パのソフトバンク・柳田悠岐外野手(37)が3回に豪快な3ラン。敢闘選手賞、マイナビドリーム賞(いずれも賞金100万円)をダブル受賞し、予定していた家族旅行のキャンセル料を取り返す活躍を見せた。 野球少年に戻り、思い切って振った。1―3の3回2死一、二塁だ。柳田が全セの2番手・遠藤(広島)の初球、外角高め直球をかち上げる。左翼席へ運ぶ一時逆転の3ランとなった。 「バッティングセンターだと思って、小さい頃の気持ちでいきました。ホームランは感動する。小さい頃に見たホームランは今でも覚えてますので」 夢の舞台で西武の主砲からもらったバットで打った。ネビンと打撃談義し、魚雷バットをプレゼントされた。1打席目から使用し、2打席目で威力を発揮した。全セの佐藤輝らと並び現役では2位の球宴通算4本目。ダイヤモンド一周では佐藤輝から「おーい、打っちゃってますね」といじられた。 懐かしい景色のもとで打った。富山での試合は11年のフレッシュオールスターに「4番・中堅」で出場して以来だった。当時は4打数1安打で、この日は2打数1安打3打点1本塁打。「ルーキー時代、初心を思い出すことができた」と笑った。 観戦した王貞治球団会長は「オールスターで、あんなに打つとは。凄いよね」とお祭り男の一発に興奮していた。今回はプラスワン投票で出場し、2日間で4打数2安打3打点とハッスル。敢闘選手賞とマイナビドリーム賞(いずれも賞金100万円)をダブル受賞し、予定していた家族旅行のキャンセル料を取り返した。 オールスターには通算18試合に出場し、47打数15安打9打点4本塁打とスーパースターらしい活躍。「子供たちに“プロとは”という姿を見せたい。そして、楽しく野球をしてほしい」と常に言う。自身も遊び心を忘れていない。「野球とは球と遊ぶことなんです。練習や道具で気分を変えたり。でも試合は真剣にやる」と話す通りに躍動した。 全セ・坂本勇、大野と同じ88年世代。プロ16年目でも、まだまだ若い。31日からはリーグ3連覇を目指す戦いが再開される。柳田は「優勝に貢献できるように気持ちを切らさずいきたい」と真っすぐな瞳で言った。 (井上 満夫) ○…柳田は今回が3年ぶり9度目のオールスター出場(辞退が2度あり)。初出場だった14年には第2戦で大暴れ。球宴初アーチを含む6打数4安打2打点の活躍でMVPを初受賞した。球宴2アーチ目を放った22年第2戦、3アーチ目を放った23年第1戦でもMVPを獲得。3回に飛び出した3ランは通算4本目の一発となった。