大谷翔平、”ニュートンびっくり”の25号含む初の2発、今永明かす誠也の証言「ラインドライブが伸びて…」…MVP争いPCAに刺激?、ドジャース泥沼6連敗「早く流れ止めたい」
ドジャースの大谷翔平選手が5日、カブス戦に「1番・指名打者」で出場し、今永昇太から25号先頭打者アーチを放つなど今季初の1試合2発と大暴れした。5打数3安打、3打点だった。しかし、大谷らの一発攻勢での反撃は実らず、チームは6ー7で敗れて今季ワーストの6連敗を喫した。 ◇ 万有引力の法則を疑われる1本だった。1回。大谷は今永と対峙した。初球、頭部付近へ抜けるボールに腰をのけぞらしてよけると、少しニヤけながら2度にらみをきかせた。その後、フルカウントから7球目、高めの真っ直ぐを強引に引っ張った。打球角度20度の超低空のライナー。だが、失速することなく、リグレー・フィールドの蔦に覆われたフェンスを超えた。 【実際の動画】大谷翔平2発…今永撃ちは”ニュートンもびっくり”驚異の弾道 この打球に驚いたのは、今永だった。「彼の本塁打はラインドライブしながら、伸びていった。(右翼を守っていた)誠也は伸びたと言っていた。あの打球、ニュートンは説明できるのかなと」。重力無視の、圧倒的な破壊力で25号先頭打者アーチは生まれた。大谷本人は「ここ以外だったら入っていたか分からない。完全な本塁打ではなかったが、いいコースにしっかりと反応できた」と振り返った。3点を負う8回には中継ぎ右腕ゼファジャンから反撃の26号2ラン。1試合2発は今季初めてだった。 試合前、ロバーツ監督の会見で話題になったのが、大谷とカブスの1番ピート・クロウ=アームストロング(PCA)のMVPレースだった。大谷の投手中断と、PCAの6月以降の猛烈な活躍ぶりで、大谷のWAR(勝利貢献度の指標)を上回り、一気に大谷の一番のライバルに浮上した。この日も、大谷のプレーボール弾後、お返しの先頭打者アーチ。4回にも2ランアーチを放った。大谷対PCAの熾烈な争いが、計4本の「アーチ競演」に繋がった。 大谷は「(PCAは)素晴らしい選手だと思う。ただ、自分のやることに集中したいと思っている」と話したが、ロバーツ監督はお互い意識していると思うかと聞かれ、「そう思う。直接影響しているか分からないが、お互いが何をしているか見ている。特に同じ球場でプレーしている時はね」と話した。 大谷の活躍も、反撃も及ばず、チームは今季ワーストの6連敗を喫した。だが、完敗ムードから一転、終盤に1点差まで迫った。大谷は「あっさり終わるよりは、やっぱり次のシリーズもあるし、明日も休みなので、そこは大きな違い。今は一刻も早く1勝して、流れを止めるのが大事」。今、チームが何より必要としているのは、大谷の猛打だ。その活躍が勝利を呼び込み、MVPにも近づいていく。
中日スポーツ