「ユニークな対策」今永昇太、球種のクセを克服し好投継続!? 導入後に失点減少「視覚的なキュー」
シカゴ・カブスに所属する32歳の今永昇太投手は、4日(日本時間5日)までの時点で、今季22試合に先発して127回1/3を投げ、防御率3.67の成績を残している。直近9登板では8試合で自責点2以下に抑えるなど安定感を増していると、米メディア『CBSスポーツ』が報じた。 【写真】ドジャース、高額年俸ランキング2026 今永は制球面などで苦しんだ昨季から一転し、今季は先発ローテーションの柱として存在感を発揮している。 もっとも、シーズン序盤は投球の球種が相手に読まれてしまう、いわゆる"クセ"に苦しめられていた。 グラブの動きなど投球動作のわずかな違いから、打者に事前に球種を察知されてしまう現象で、投手にとっては致命的な弱点となりかねない。 6月24日(同25日)のニューヨーク・メッツ戦では3つの本塁打を含む4失点を喫しており、球種を見抜かれている様子がうかがえたと同メディアは伝えている。 この状況を受け、カブスの捕手陣は「ユニークな対策」を講じた。 ミットの構え位置を通常よりも高く設定するというもので、これが今永にとって球種の癖を出さないための「視覚的なキュー」として機能しているという。 捕手たちが「異常なほど高い位置にミットの目標を設定する」ことで、今永の癖を消すことに成功したようだ。 対策導入後、今永は直近6登板・35回1/3を投げて許した失点はわずか7、被本塁打も4本にとどまっている。 今季ここまでの被本塁打は22本に上るものの、故障者が相次ぐカブス投手陣にあって、今永はチーム最多のイニングを消化する主力として先発ローテーションを支え続けている。 同メディアは、こうした細かな修正の積み重ねが好投手を生み出す好例として今永のケースを紹介しており、今後もこの安定感を維持できるかが注目されると結んでいる。
ベースボールチャンネル編集部