大谷翔平、今季初の1試合2発、MVP激しく争うPCAと「アーチ競演」…ロバーツ監督「思っていた以上にMVP争い接戦」、「翔平は意識している」
◇5日(日本時間6日) 大リーグ カブスードジャース ドジャースの大谷翔平選手が5日、カブス戦に「1番・指名打者」で出場し、今永昇太投手から今季25号となる先頭打者本塁打を放った。今季11本目の先頭弾となった。 【実際の動画】大谷翔平2発…今永撃ちは”ニュートンもびっくり”驚異の弾道 今永の初球、頭部付近へ抜けるボール。大谷は腰をのけぞらしてよけると、少しニヤけながら2度”にらみ”をきかせた。その後、フルカウントから7球目、高めの真っ直ぐを強引に引っ張って、痛烈なライナー性の打球で右翼へ一発を放った。打球速度は110.2マイル(177.3キロ)。敵地が騒然とする中、ダイヤモンドを一周した。5回の打席で中前打を放つと、8回には左中間に追撃の26号2ラン。今季初の1試合2発をマークした。 MVP争いを繰り広げるカブスの1番ピート・クロウ・アームストロング(PCA)の存在に刺激を受けたか。PCAは大谷の本塁打の直後の1回に先頭打者アーチを放つと、4回にも2ランアーチ。大谷とPCAが計4本塁打と大暴れ。ファンを魅了する「競演」となった。 試合前、ロバーツ監督は大谷とPCAのMVP争いに言及し、「(PCAの活躍が)多くの人が思っていた以上にレースを接戦にしている」と話した。さらに、大谷がMVPを意識していると思うかと聞かれた監督は「そう思う。それは自然なことだし、いいこと。もし彼がMVPを獲るなら、それはチームの勝利にもつながる。チームを勝たせること、そしてMVPを取るチャンス、その両方が彼のモチベーションになっていると思う」と語った。 PCAはこの試合前の時点で、米有名データサイトの「ベースボール・リファレンス」の勝利貢献度の指標を示すWARの数値が7.0で、大谷の投手と野手を足したWAR6.2を上回っている。MVPは全米野球記者協会の記者30人の投票で決まるが、WARを選考の材料とする記者もいる。大谷は昨季3年連続4度目のMVPを獲得している。
中日スポーツ