村上宗隆、11試合連続H&20試合連続出塁 初のフェンウェイ・パークに感動「歴史を感じました」
【ボストン(米マサチューセッツ州)4日(日本時間5日)=赤尾裕希】米大リーグ、ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)がレッドソックス戦に「2番・一塁」で先発し、4打数1安打でメジャー自己最長を更新する11試合連続安打と20試合連続出塁をマークした。試合前にはフェンウェイ・パークの名物で、高くそびえたつ左翼フェンス「グリーンモンスター」の壁裏にサイン。「歴史を感じた」と感慨深げに振り返った。試合は2―14で敗れた。 積み重ねられてきた伝統を感じながら、ペンを走らせた。村上が初めてフェンウェイ・パークを訪れた。試合前、初訪問の選手たちに恒例となっているグリーンモンスターの壁裏にサイン。感慨深げに思いを口にした。 「歴史を感じました」 1912年に開場し、現在米大リーグで使用されている最古の球場。メジャー1年目から、77試合の出場で24本塁打、51打点、OPS・918(出塁率と長打率を足した数字)という〝モンスター級〟の成績を残している村上も歴史の重みを実感した。 互いに、これからの歴史を紡ぐ者として健闘を誓い合った。試合前、6学年上でメジャー4年目のレッドソックス・吉田と「お互いけがなく頑張りましょう」とエール交換。バットを握れば、2安打1打点と勝利に貢献した先輩に負けじと、強烈な打球を放った。 五回無死一塁。2023年に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝のメキシコ戦で先発した左腕、サンドバルのシンカーを捉えると、速度108.8マイル(約175.1キロ)の鋭い打球が中前へ。メジャーの自己最長を更新する11試合連続安打と20試合連続出塁を記録した。 試合後、吉田からは「日本時代と変わらず、しっかり自分の持っているものを出しているのが今の結果になっていると思う」と、奮闘する姿と成績を高く評価された。かねて村上は日本人メジャーリーガー内野手として「今後、日本からアメリカに来る人たちの評価を上げられるように。自分の実力をしっかり証明できるようにやっていきたい」と口にしてきただけに、メジャーで新たな伝説をつくる覚悟だ。 2-14での大敗に「切り替えて頑張ります」と村上。昨季まで3年連続100敗以上を喫したチームは下馬評を覆し、ア・リーグ中地区首位の座を守る。その両手で新たな歴史を刻んでいく。