「反省の多い投球」ソフトバンク前田悠伍 60年ぶりの快記録も自省の9連勝目
◆楽天6―10ソフトバンク(2日、楽天モバイル最強パーク宮城) 新進気鋭の左腕が、雨中の杜(もり)の都で〝苦投〟のマウンドを経験した。先発前田悠伍が6回で今季自己ワーストの5失点。味方の援護に恵まれ、高卒3年目以内では1966年の堀内恒夫(巨人)以来、60年ぶりの開幕9連勝となったが、要所で球が甘く入った内容に満足しなかった。 ■【動画】エラー?ヒット? 監督絶賛の〝S打球〟 「反省の多い投球」。立ち上がりから2イニング連続での三者凡退と、2試合連続無失点だった好調ぶりを示すも、三回から少しずつ歯車が狂う。先頭の平良に2ストライクと追い込んだ上で、直球を左中間席に運ばれる先制ソロを献上した。 7月8日のオリックス戦以来19イニングぶりの失点を喫すると、逆転してもらった直後の四回は2失点。8試合ぶりの複数失点ともなり「きょうのような投球では、野手の方が良い攻撃をしてくれてもチームに流れが来ない」と自省を込めた。 快投を続けた前半戦。貴重な時間を過ごしながら1軍のペースにも「いい意味で慣れてきたことが大きい」と話し、反省を繰り返しながら前進してきた。だからこそ「次は同じミスをしないように」と仙台で味わった悔しさも成長の糧とする。 4時間に迫る一戦を制し、両リーグ一番乗りの60勝に到達。貯金は今季最多の26だ。小久保監督は「雨もやまない中で(選手は)疲れたと思う」とねぎらった。(山田孝人) 【#OTTOホークス情報】 ▼「エラーは納得がいかない」 ソフトバンク小久保監督、柳田悠岐の一塁強襲「S打球」の失策判定に疑問 「柔軟性を持たせて」▼
西日本新聞社