【謝罪】
この度、山本章一氏に関わる件について、私の行動や発言、SNSでの投稿により、被害に遭われた方を深く傷つけ、多くの皆様にご不快な思いとご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。
2026年8月3日に小学館のホームページにて公表された第三者委員会報告書に記載されている「G氏」は私です。
今年の2月下旬に山本氏の民事裁判の判決が出てから昨日公表された報告書を読み、自らの判断や行動に重大な誤りがあったと改めて考えておりました。
私は2020年2月20日に山本氏の逮捕について把握しました。しかし、その時点で問題の重大性を正しく認識し事実関係を十分に確認するべきだったにもかかわらず、私はそれを怠り、行われていたことの詳細を把握しないでおりました。
私は山本氏から聞いた説明だけでこの件を判断し、問題の実態や被害に遭われた方の存在に真摯に向き合おうとしていませんでした。刑事罰において「児童ポルノ製造」に当たってしまった以外は罪に問われなかったという説明を受け、個人の話に踏み込むべきではないと思ってしまい、意識的に情報から離れてるところもありました。その結果、私自身の行動が二次的な加害につながる可能性についても十分に考えられていませんでした。
また、その後の対応においても、自分は当事者ではないという意識が先に立ち、状況を正しく理解しようとしないまま関わってしまいました。今振り返れば、私は取るべき行動を見誤っていたと考えています。
2021年5月27日に、示談交渉のためのLINEグループに参加した際にも、私は「小学館は民事には介入できないので交通整理しかできない」「示談を行うのであれば公正証書を作成したほうがよい」「双方が弁護士を立ててやり取りをするべきだ」といった発言をしました。
私は法的な専門知識を持つ立場ではありませんでしたが、関わる以上はまず状況を正しく把握するべきでした。しかし実際には、問題の本質に向き合おうとせず、自らの取るべき行動を見誤っていました。
該当日、私は山本氏から緊急の電話を受け、山本氏が示談金を振り込みに銀行に向かっている道中、双方からに示談を反故にされたくないから証人として参加してほしいという話になったとのことでLINEグループに参加しました。示談の話になっていることもその際に知りました。
そして、内容が不履行になる可能性が気になるなら示談内容を書面に残したほうが良いと考え、公正証書の作成を提案しました。
また、双方が約束を反故にしないために私が呼ばれたものと理解していたため、「山本氏が示談内容を守ることは一個人として約束する」旨を伝え、支払い方法についても、おそらく山本氏は一括では払えないと思うなどと言及しました。
しかし、当時の私が認識していた内容は、実際に起きていた問題の実態とは大きく異なっており、そこでの示談は成立しませんでした。私は示談のLINEグループ参加について、小学館からも民事の内容に関与すべきではないと言われていたため、改めて双方に弁護士を立てていただくようお願いし、その後、双方が弁護士に依頼したと聞いた段階でLINEグループから抜けました。
問題を十分に把握しないまま山本氏との仕事や交流を継続し、その様子をSNSで発信していたことも不適切でした。作品づくりを優先するあまり、作家本人の問題や、その先にいる被害者の方への配慮が欠けていました。山本氏に関わるSNSの投稿は第三者委員会の調査のために残しておりましたが、順次削除いたします。
私は2026年2月25日に本件の詳細を知り、裁判記録や判決文を読む中で、被害の深刻さと自らの判断の誤りを改めて認識しました。もっと早い段階で事実に向き合い、確認しようとしていれば、異なる対応もできたはずです。この点について深く反省しております。
また、『常人仮面』に関する判断や、山本氏との仕事の継続についても、問題の本質を十分に理解しないまま行ったものでした。フリーランス編集者として、作家さんの担当を与えられたら作品を作るものだという意識のみで動いてしまっておりました。
PNの変更についてもそこまで考えずに通してしまいました。
その結果、作品に関わってくださった関係者の皆様にもご迷惑をおかけしました。
特に、『常人仮面』の作画を担当してくださった鶴吉繪理様には、多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
作品を応援してくださった読者の皆様、担当していた作家の皆様、関係各社の皆様、小学館およびマンガワン編集部の皆様、そして漫画業界に関わる多くの方々にも、多大なご迷惑とご心配をおかけしました。深くお詫び申し上げます。
何よりも、被害に遭われた方に対し、私の認識の甘さと不適切な対応によってさらなる苦痛を与えてしまったことを、心からお詫び申し上げます。
私は、本来守るべきであった「作家さんが安心して創作できる環境」と「読者さんが安心して作品を楽しめる環境」を見失っていました。今回の件を通じて、自分の判断の浅はかさと責任の重さを強く痛感しています。
私の行いによって傷つけられた方々の思いを考えれば、簡単に許されることではないと認識しております。
改めまして、被害に遭われた方ならびに関係者の皆様に、心よりお詫び申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした。
成田卓哉
第三者委員会調査報告書の受領に関するお知らせ
shogakukan.co.jp/news/477553
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第三者委員会調査報告書の受領に関するお知らせ | 小学館
株式会社 小学館 代表取締役社長 相賀 信宏 この度、当社において発生した事案にて被害を受けられた方々に、まずは心よりお詫び申し上げます。また、読者の皆様、作品をお寄せくださっている作家・クリエイターの皆様、お取引先様、関係者の皆様にご迷惑とご心労をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。 本日、当社は、2026年3月19日にマンガワン事案及び類似事案(以下、...