御船町 住宅型有料老人ホーム 給食施設が被災し支援を求める
熊本県御船町の住宅型有料老人ホームでは、食事を作る八代市内の施設が被災し、調達した弁当やボランティアから届けられる食事でしのぐ状態が続いています。
御船町の住宅型有料老人ホーム「まるもり熊本」では、ふだん、八代市にある給食施設から1日3食ぶんの食事が、入居する高齢者の口にしやすい大きさや固さで届けられてきました。
しかし、今回の地震で断水などが続き、食事を作ることができなくなったため、各方面に働きかけて弁当を調達したり、ボランティアから届けられる食事を提供したりしています。
老人ホームによりますと、地震のあと、被災した別の施設から30人余りが身を寄せていて、現在は、およそ70人分の食事を用意する必要があり、連日、綱渡りの状態が続いているということです。
また、入居者の中には、自分でそしゃくすることが難しい人もいるため、担当者がミキサーで細かくするなど、食事の提供にかかる負担も増えているということです。
「まるもり熊本」の職員、盛田知宏さんは「これまでと比べてひと手間もふた手間もかかり、入居者に不便をかけてしまうところもある。県外の給食施設から食事を確保しようと働きかけているが、いつ届くかわからない状況なので、行政には、毎日、食事が届く支援をお願いしたい」と話していました。