「埼玉県の村が東京に取り込まれた過去も…」中央線の“ナゾの終着駅だった”JR箱根ケ崎駅には何がある?「10年後、モノレールの終着駅になる日」
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多摩モノレールが延伸するらしい。 ……と言っても、だいたいの人にとってはピンとこないかもしれない。それでも、南北の移動に難のあった多摩地域の交通の便を劇的に改善した多摩モノレールは、まるで宝石のような存在なのだ。 【現地の画像】「埼玉県の村が東京に取り込まれた過去も…」JR箱根ケ崎駅の写真「10年後、モノレールが通る」予定地はこちら だから、それが延伸するとなったら、多摩地域の人々にとっては一大事といっていい。 現在、多摩モノレールは多摩地域最大のターミナル・立川駅を中心に南は多摩センター、北は上北台までを結んでいる。延伸するのはその北側だ。 上北台駅のすぐ先で左に曲がって新青梅街道の上空を西へ。東京都では唯一鉄道のない市として名の知れる武蔵村山市内を横断し、横田基地の北の端で右に曲がってJR八高線と乗り換えられる箱根ケ崎駅の駅前へ。そこで終点を迎える予定だとか。 つまり、箱根ケ崎駅は近い未来(遠い未来?)のモノレールの終着駅というわけだ。いったい、どんな駅なのだろうか。箱根ケ崎を訪れてみよう。
JR箱根ケ崎駅には何がある?
もちろんいまはまだモノレールで箱根ケ崎に行くことはできないから、JR八高線に乗るほかない。都心方面からならば、立川駅で青梅線、次いで拝島駅で八高線に乗り継いでゆくのがベストルートになるだろう。
ちなみに、2022年の春までは1日に1本だけ中央線から直通する「箱根ケ崎行き」の電車があった。行き先表示を見て「箱根ケ崎とはどこなのか」と気になっていた。“箱根”とあるからには、ロープウェイや海賊船があるのかしらん。 ……もちろんそんなハズもないのだが、とにかく謎めいていた箱根ケ崎。今回は数年来の念願叶っての、“いまはなき終着駅の旅”でもあるのだ。 さて、拝島駅で八高線の電車に乗り継ぐと、右側に横田基地を見ながら北上。東福生駅を間に挟み、10分弱で目的の箱根ケ崎駅に到着する。かつては中央線の終着駅でもあり、いまでも1日にほんの数本は八高線にも「箱根ケ崎行き」のあるナゾの駅。だからきっと、立派な駅に違いない。 と、思って箱根ケ崎駅に着いたのだが、これが1面の細い島式ホームがあるだけの実に簡素な駅であった。パラパラと降りる人もいるのだが、そもそも平日の昼間、八高線に乗っているお客自体がそれほど多くない。 ところが、階段を登って橋上の駅舎に出るとこれがびっくり。ホームとは裏腹に、たいそう大きく立派な橋上駅舎なのである。改札内は狭くても、駅の東西を結ぶ自由通路は驚くほど広いのだ。
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