東北大のキャンパス(筆者撮影)
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総長の再任を可能にする方針を決定

さらに東北大では、学内の教職員が知らないうちに総長選考のルールの変更が行われたと、別の関係者が証言する。

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「東北大の任期は6年間で、冨永総長の任期は’30年3月末までです。しかし、’25年9月に東京オフィスで開催された総長選考・監察会議で、総長の再任を可能にする方針が決定されました。まだ規程は変更していませんが、決定した方針では現職の総長が次期総長の推薦候補者になることが可能になります。また、再任の任期は4年で、再任は1回に限るとされています。

この変更は教育研究評議会では報告されていますが、いまだに多くの教職員が知らないと思います。国からの運営費交付金や、税金を原資とする大学ファンドの運用益から多額の助成を受ける大学で、こんな重大なことが密室で決められていいのでしょうか」

この連載の第2回や第3回で明らかにしたように、東北大では大学ファンドの助成を受けているにもかかわらず、博士課程の学生の支援を改悪し、’25年秋以降は『財務がショートした』として、国際卓越研究大学の事業も一時停止していた。そのため、目玉である招聘する『卓越研究者』の人件費は、本部と部局で折半することが決められた。本来、部局にはそうした資金はなく、やがて部局はその資金を捻出するために従来の教員数を減らすことになる。

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