投票で3位の候補が決定…教員らが抗議
7月15日、京都大のキャンパスを訪れると、シンボルである時計台とクスノキの前で教員や学生による集会が開かれていた。
看板に書かれている集会のタイトルは、『本当にこれでいいのか?総長選考を問う!昼休み緊急集会』。主催した京都大学職員組合の伊原木大祐中央執行委員長は、集まった聴衆にこう呼びかけていた。
「今回の総長選考はこれまでにないような酷いプロセスで、我々に対して十分な説明がありません。その中で、意向調査の投票で3位の方が、新しい総長に選ばれました。これに対して様々な形で抗議をしたいと思っています」
実は、京都大が認定される前月の’26年6月に、任期満了に伴う総長選考が行われていた。京都大の総長の任期は1期6年で、現在の湊長博総長の任期は’20年10月から’26年9月末まで。10月から着任する新たな総長選考の争点は、この時点ではまだ認定されていなかった国際卓越研究大学をめぐる方針だった。
総長選考を行うのは総長選考・監察会議。第一次候補者として6人が選出された。6月15日に教職員が投票する意向調査を実施して、翌16日に会議が次期総長を決定することになっていた。