御殿場南高校の校舎仮移転、半年間延期へ 「生徒の不安解消」

戸村登 青山祥子
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 県立高校の統合計画に伴い、仮移転の準備が進められていた御殿場南高校(御殿場市)について、県教育委員会は来年9月としていた仮移転の時期を2028年3月まで半年間延期する方針を決めた。27日、同校の終業式で県教委が生徒らに文書を配って説明した。

 仮移転をめぐっては、一部の2年生が卒業まで現在の校舎で学べるよう陳情書を出しており、その希望がかなうことになる。前沢綾子・静岡県教育長は取材に「生徒の不安を早く解消することが重要と考えて判断した」と話した。

 県教委は御殿場南高と御殿場高、裾野高の3校を統合し、御殿場南高の敷地に新校舎の建設を計画している。仮移転の延期に伴い、新校舎の完成は31年4月の開校に間に合わない見通しとなり、その間は御殿場高校の校舎を使う予定という。

 この日配布した文書では、現在の1年生に対し、仮移転後は御殿場高校への路線バス費用の全額補助などの通学支援を行う方針も示した。

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