滋賀県近江八幡市の市立小学校で昨年12月、4年生の男児が同級生の男児をあおむけに倒し、心臓マッサージのように胸を強く押すなどの乱暴をする事案があり、市教委は31日、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定したと発表した。
会見した安田全男(まさお)教育長によると、昨年12月5日の休憩時間に男児が同級生をあおむけに倒し、両足の上に座って胸を3回強く押した。別の児童が止めに入ったが、男児はチャイムが鳴るまで同級生の顔の上に座り続けたという。後日、同級生の保護者から学校に連絡があり、発覚した。
学校は同15日に重大事態に認定し、いじめ防止対策委員会を設置して調査。その結果、令和5年11月13日~昨年10月29日、男児が同級生の背中に頭突きをする、物でたたくなど3件のいじめを確認した。
安田教育長は「教職員がいじめに気付けなかったのは問題。重く受け止め、二度と繰り返さないよう、再発防止策を徹底する」と話し、被害男児らに謝罪した。