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多島斗志之裏ベスト1

クリスマス黙示録

クリスマス黙示録

人種差別と女性蔑視、多くの矛盾に引き裂かれて二人の女プロフェッショナルは避けようのない対決に追い込まれていくサスペンス。

著者 多島斗志之 著・文・その他
ジャンル 文庫 > 徳間文庫
発行元出版社 > 徳間書店
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2021/12/08
ISBN 9784198947026
判型・ページ数 文庫・386ページ
定価 880円(税込)
この祈りを、神は聞いているか?
標的はわが子の命を奪った日本人少女。
復讐鬼と化した女性警官vs.日系FBI捜査官。
聖夜の女たちの衝突に、救いは?

人間心理への深い洞察とミステリ的企みが高レベル
で融合する、多島斗志之の傑作を厳選した〝裏ベスト〟第一弾。日米経済摩擦が深刻な米国で邦人留学
生が起こした轢殺事件──被害少年の母で射撃の名
手の女警官は、強制送還で日本へ逃げ帰ることを決
め込んだ加害者に復讐を誓う。出国までの保護を押
し付けられた日系女性FBI捜査官タミは捨て身の
復讐を阻止できるか?

解説 マライ・メントライン
  • 多島斗志之
    1948年大阪生まれ。広告代理店に勤務。1982年、小説現代新人賞を受賞し作家デビュー。主な作品に、『海賊モア船長の遍歴』『クリスマス黙示録』『仏蘭西シネマ』『不思議島』『症例A』などがある。
tosca
1990年の作品なので、米国における日本の立場が今とは随分違うと思うが、思ったより時代の違いを感じる事なく楽しめた。日本人留学生のカオリがあまりに軽薄な人物に描かれているので、彼女を警護する事に反感すら感じてしまう。かと言って彼女を狙っている女性警官に共感も出来ず、主人公の日系のFBI捜査官タミもクールだけれど特に優秀でもない。殆どの人物に好感は持てなかったけれど、中盤以降から後半にかけての怒涛の展開は凄かった。
マツユキ
タイトルはなんとなく知っていたのですが、あれ、思っていた話とは違う?舞台はアメリカ、日本への反発が高まる中、日本人留学生カオリに息子を轢き殺された母親が復讐を誓い、姿を消し…。加害者、被害者の母、加害者の警護をする日系女性FBI捜査官タミがメインなんですが、それ以外の所でも色々あるんだな。世論は無責任だけど、読んでいても、誰に味方をしていいのか分からなくなるもんね。残念に思ってしまうラストですが、タミの頑張りには心打たれました。天海祐希さん主演で映画化されていて、面白そうですが、評判は悪いよう。うーむ。

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