僕の可愛い兄さん2
皆様ご閲覧ありがとうございます(*_ _)♡
書くのけっこう楽しい…と思ってしまい、ついつい懲りずに投稿してしまいました。
アニメで竜一が風邪をひいて夢をみた回。これもう完璧虎竜じゃん!とかちょっとあのシリアスな雰囲気とは的はずれなことを思いながら悶えておりました。あんな夢を時々みて魘されてたりしたら私得だな〜なんて。ということで、今回竜一くんがみているのはあんな感じの夢だと思ってください。
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魘される声が聞こえてハッとした。
「…兄さん?兄さん大丈夫!?」
「…て……で。…れて…ないで…。連れて行かないで!!虎太郎っ!!」
*****
兄さんと一緒にホットミルクを飲む。ほっ…あったかい…。そっと隣を伺うと、兄さんもほっとした顔をしてた。
「…落ち着いた…?」
兄さんは時々魘される。夢の内容は教えてくれないけど、毎回僕の名前を呼ぶんだ。ものすごく必死に。まるで何かから引き止めるように。…僕に、どこにも行かないでって言ってるみたいに…。
「起こしちゃってごめんな、虎太郎…。」
「ん…大丈夫…。」
優しい兄さんだから、僕を起こしてしまったことをいつも気にしてくれる。だから僕は安心してもらいたくて兄さんに笑いかける。
兄さんが魘されていてもすぐに起きられるのは、一緒のベッドで寝ているから。これは僕が小さい頃から変わっていない。
*****
僕が小学生になったくらいのころに一度、別々のベッドで寝ようと兄さんが提案してきたことがあった。勿論僕は反対したけど、兄さんがなかなか退いてくれないから、仕方なく自分の部屋にいって、お客さん用の布団を敷いて潜った。兄さんが寝た頃を見計らって、兄さんのベッドにそっと潜り込もうと思いながら。
でもいざ兄さんの部屋にいってみると、兄さんはまだ起きていた。いつもならとっくに寝てる頃なのに。どうしたんだろう、と思って近づいたら、兄さんが僕に気づいて、あからさまにほっとした顔をした。
「ぁ…虎太郎…。」
そのときの僕の嬉しさったらもう、表現しようがない。ああ、兄さんは僕がいないと眠ることもできないんだ。僕が側にいないだけで、こんなにも不安定になるんだ。なんて…なんて愛しいんだろう…。
*****
それ以来、兄さんが別々に寝ようと言い出すことはなかった。そうして今に至る。
落ち着いた兄さんと一緒にベッドにもう一度潜り直して、向かい合う。ああ、兄さんもう眠そう…。可愛いなぁ…。
「おやすみ、虎太郎…。」
「おやすみ…兄さん…。」
良い夢をみれますように。できれば夢の中にも僕が出てきますように…。祈りながらそっと額にキスをした。
兄弟の可愛さにとても癒されます!シリーズ、是非沢山続いていってほしいです(*´∀`*)