ミンククジラ、北海道釧路市で初水揚げ 「やっと捕れてほっとした」
山本智之
北海道釧路市の釧路港で1日、ミンククジラが初水揚げされた。和歌山県の太地町漁協所属の小型捕鯨船「第7勝丸」(32トン)が、釧路沖約65キロの海域で捕獲した。
この日水揚げされたのはサイズが小さめの個体で、体長4.6メートル、体重1.1トンのオスだった。
日本は2019年に国際捕鯨委員会(IWC)を脱退し、商業捕鯨を再開した。水産庁が定める今年のミンククジラの捕獲枠は、オホーツク海域で33頭、太平洋海域で112頭の計145頭となっている。
太地町漁協の東欣哉・業務部長(53)によると、釧路沖では7月27日から操業を始めたが、悪天候に阻まれるなどして予定通りに捕獲が進まなかったという。
釧路沖を含む太平洋海域のミンククジラ漁は、10月末まで続く予定。東さんは「やっと1頭捕れてほっとしている。消費者の方には、脂の乗ったクジラをぜひご賞味いただきたい」と話す。