断水続く氷川町の高齢者施設 長崎 佐世保市から給水車到着
今回の地震で震度7の揺れを観測した熊本県氷川町では断水が続く中、町内の高齢者施設では全国の自治体から派遣された給水車による水の提供を受けています。
氷川町の特別養護老人ホーム「早尾園」には隣接する関連の施設と合わせて170人が入居していて、1日に平均7トンから8トンの水が必要です。
地震による断水で、お年寄りの入浴や食事の提供、口腔ケアなどに影響が出ていることから、施設は町を通じて給水の支援を要請していました。
1日は午前9時すぎ、長崎県佐世保市の水道局から到着した2台の給水車が、施設内の貯水タンクにホースでおよそ8トンの水を補給していました。
国土交通省によりますと、県内では全国の自治体や自衛隊などから給水車およそ130台が派遣され、今後、状況に応じて活動規模を拡大するということです。
「早尾園」の松尾俊司施設長は、「顔も拭けず、うがいもできず、水道の水が生命線になっている。暑い中、給水車に来ていただき利用者も大変喜んでいるが、いつタンクの水が枯渇するか分からないので、定期的な支援をお願いしたい」と話していました。
支援した佐世保市水道局の吉居省吾さんは「猛暑の中、皆さん苦労されていると思うので、少しでも安全な水を届けたいという思いです。早く元の生活に戻って元気で過ごしてほしい」と話していました。