高速埼玉新都心線(新都心出入口〜さいたま見沼出入口) 完成見学会

 高速埼玉新都心線は、与野JCTと、さいたま見沼出入口とを結ぶ首都高速道路の路線です。新都心出入口─さいたま見沼出入口間の開通に先立って、2006年7月22日に見学会が開催されました。

 高速埼玉新都心線は、与野JCTからさいたま新都心をトンネルで通過し、見沼田んぼを高架で抜けて、第二産業道路に接続するさいたま見沼出入口へ至る延長5.8kmの路線です。与野JCT─新都心出入口間はすでに供用されており、新都心出入口─さいたま見沼出入口間の延長約3.5kmが2006年8月4日15時に開通し、高速埼玉新都心線は全線開通となります。

photo(出所:首都高速道路)

 完成見学会の会場は、さいたま新都心駅から埼玉県道56号沿いに歩き、約10分のところです。高速埼玉新都心線のトンネル部における換気を担う新都心東換気所が見えてきました。

photo

 換気所の横にある、供用開始前の県道を進みます。

photo

 会場の受付にて、アロハシャツを着た社員から、リーフレットやウォークラリーの用紙を受け取ります。

photo

 県道に沿って進むと、歩くことができる高速埼玉新都心線の入口が見えてきました。

photo

 さいたま見沼出口へ至る、高速埼玉新都心線の新都心入口です。ウォークラリーのスタート地点になっています。10時から15時まで、本線上を自由に歩くことができます。

photo

 案内板はまだ表示されていません。

photo

 本線へと至るスロープを進みます。

photo

 「環境保全地区 見沼田んぼ」と表示されています。見沼田んぼの生態系を保全・再生するため、高架下には「ビオトープ」と呼ばれる生物の生息空間が整備されています。

photo

 ビオトープは、高架下の延長約1.7km、面積6.3haにわたって整備されています。また、周辺環境に配慮し、約1kmにわたって光の漏れ出しを抑えた照明が設置されています。

photo

 新都心料金所を歩いて通ります。料金所は記念撮影コーナーとなっていて、制帽を借りて記念撮影することができます。

photo

 料金所の中へ入ると、機器にはカバーがされていました。

photo

 料金所ブースの床にも、首都高速道路のロゴを見ることができます。

photo

 新都心入口から進入する車と与野JCTから来る車はここで合流して、さいたま見沼出口へと向かいます。

photo

 「新都4km」と表示された距離標(キロポスト)が設置されています。高速埼玉新都心線において、与野JCTから4kmの地点であることを示します。

photo

 事故の際に使用する非常電話が設置されています。

photo

 初めてでもすぐに使えるよう配慮されています。

photo

 ウォークラリーの折り返し地点となっています。

photo

 先へ進むと、さいたま見沼出口へと進むことができます。

photo

 見渡すと、自然の豊かさがわかります。

photo

 歩いてきた本線を戻ります。右手は、先ほど入ってきた新都心入口です。

photo

 さいたま新都心のビル群と、地下へと進むトンネルを見ることができます。

photo

 新都心出口です。反対車線は、さいたま見沼入口から入り、与野JCT方面へ向かう車の流れとなります。与野JCT方面へ進むと、美女木JCTを経由して首都高速5号池袋線や東京外環自動車道へと行くことができます。

photo

 ウォークラリーとして入ってきた新都心入口を通過して、本線を車の流れとは逆に、与野JCT方面へと向かいます。

photo

 さいたま新都心の地下を通る、長さ2870mの新都心トンネルです。さいたまスーパーアリーナなどと一体的に建設され、開通時には首都高速道路で最長のトンネルとなります。

photo

 都市部の地下を通過する急勾配のトンネルとなっているため、速度の低下した車両が後続車に道を譲る「ゆずり車線」が設けられています。先へ進むと、与野JCT方面へ行くことができます。

photo

 車の流れとは逆に与野JCT方面へ進みます。「特殊車両展示コーナー」が用意されています。

photo

 首都高速道路維持車・パトカー・消防車・救急車などに乗車することができます。

photo

 振り返ると、新都心トンネルの出口の光が見えます。野菜の販売なども実施されています。

photo

 「トンネル防災実演コーナー」では、水噴霧設備による放水が実演されています。

photo

 トンネル内には、火災に備えて消火器や泡消火栓、水噴霧設備などが設置されています。

photo

 火災の際にトンネルから出るための非常口があります。この日は、ウォークラリーのゴール地点となっています。

photo

 非常口から約35mの階段を上ると、地上へ避難することができます。

photo

 非常口の階段は、まっすぐ地上へと延びています。

photo

 普段は開くことのない非常口のハッチから、地上へと出ました。

photo

 新都心出入口─さいたま見沼出入口間の開通により、
 ・高速道路を利用することで、さいたま市を中心とした東西方向の移動時間が大幅に短縮
 ・第二産業道路─新大宮バイパス間の所要時間が25分→6分に短縮
 ・所要時間の短縮による経済効果は年間約140億円
 ・排出ガス量が減少するため、環境も改善
 ・ビオトープの整備により、見沼田んぼの生態系を維持
 など、さまざまな効果が見込まれます。

(2006年9月8日追記)第二産業道路─新大宮バイパス間の所要時間は、実測で約35分→約10分に短縮しました。