ベトナム人グループ、熊本地震の倒壊民家から高齢女性救出 「誇り」と母国報道
熊本県で起きた最大震度7の地震で、ベトナム人のグループが八代市で倒壊した民家から住人を救出した。ベトナムメディアが30日までに相次いで報じた。日本には多数のベトナム人が住んでおり「日本のベトナム人社会の誇り」とたたえる報道もあった。
ベトナムメディアによると、カリフラワー栽培農家で働いていた5人が帰宅途中に地震に遭遇し、民家が倒壊していることに気づいた。高齢女性が1人暮らしをしていることを知っており、崩れた家の壁の下から声が聞こえたため手作業でがれきを取り除いた。近隣住民の助けも得て救出した。
グループの1人は危険を顧みなかったとし「子供や孫と同居していることが多いベトナムとは違って、日本では高齢者の多くが1人暮らしだ」と説明した。
日本には2025年末時点で約68万1000人のベトナム人が在留。在留資格別では、特定技能が約16万4000人、技能実習は約19万人で、合わせて過半を占めている。(共同)