高市早苗政権が安定的な皇位継承確保のため、皇室典範改正案を閣議決定し、国会へ提出した。成立すれば皇族との養子縁組による旧宮家の男系男子の皇籍復帰が可能となる。小泉純一郎政権が女性・女系天皇を容認する皇室典範改正へと動き、秋篠宮家に悠仁さまが誕生されて頓挫してから約20年がたち、ようやくここまで来たかと感慨深い。
ただ、立憲民主党や共産党など一部左派政党の養子案への反対論には違和感を禁じ得ない。彼らはもともと皇室の存在を軽視したり、否定したりする考えを根っこに持つにもかかわらず、皇室のあり方に注文をつけるのは筋違いではないかと率直に感じる。
試みに立民の辻元清美参院議員のX(旧ツイッター)をのぞくと、6月28日の投稿にはこうあった。
《いびつな制度を「高市総理+維新」が強行しようとしている》《20年以上にわたって慎重に議論してきた重要な案件を、このままこの政権でとりあつかわせてよいのか》《性別によらない第一子優先を含め、根本から議論すべきだ》
さも皇室制度を重要視しているかのような言葉が並ぶが、辻元氏といえば平成29年6月の衆院憲法審査会で、過去の皇室に関する言動について反省を表明したことで知られる。