世の中には、何をしでかそうと自分は悪くないと固く信じ込むタイプの人がいる。沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、平和学習中だった同志社国際高の高校生が死亡するという悲惨な事故で、この船を運航する「ヘリ基地反対協議会」の浦島悦子共同代表が語った言葉が、まさにそれを表している。
浦島氏は事故の約1カ月後の4月18日、琉球新報社などが運営する平和ガイドや語り部を育成する講座で、事故について報じ続ける産経新聞などを批判してこう述べた。
「ちょっとしたことに尾ひれをつけて、違う方向に持っていって報道している。そういう報道に接したときには、うのみにするのではなく、考えてほしい」
また、ヘリ基地反対協議会と連携し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設に反対する「オール沖縄会議」は7日、事故前通りのマイクや拡声器を使用する抗議活動を再開した。
オール沖縄会議は4月30日付の声明で「この事故を機に、一部で平和学習そのものの価値を否定したり、思想への介入を是とするような動きが見られる」として平和学習の重要性を強調している。