共産党の体質とあり方が可視化されたというところだろうか。沖縄県名護市辺野古沖で「抗議船」2隻が転覆し、平和学習中だった同志社国際高の高校生らが死亡した事故に関する共産党幹部らの言葉が揺れ動いていて興味深い。共産党は、船を運航する「ヘリ基地反対協議会」の構成団体であり、いつまでも知らぬ存ぜぬでは通用しないと方向転換したかにみえる。
「修学旅行の高校生を船に乗せたこと自体が重大な誤りであり、ヘリ基地反対協議会の構成団体である共産党として、心からおわび申し上げる」
共産党の田村智子委員長は17日、那覇市内での演説会で党として謝罪した。小池晃書記局長も18日の記者会見で、ヘリ基地反対協議会に対して「一刻も早くご遺族に直接の謝罪ができるよう、実現する方向で進めてほしい。私もそのために尽力したい」と述べた。
ただ、亡くなった生徒を乗せていた「平和丸」の船長はかつて共産党公認で県内の地方選挙に出馬していたにもかかわらず、両氏ともそこへの踏み込みは次のように避けた。
「捜査中であり、船長の個人的な情報は報道されていないためコメントを控える」(田村氏)
「別に隠すつもりはないが、個人名は海上保安庁なども出していない。表に出てくれば、その時に対応する」(小池氏)