中国系の国際犯罪組織「プリンス・グループ」の最高幹部らが6月以降、警視庁に相次いで摘発された。最高幹部は、日本国内で企業を経営しているなど、有能な〝海外ビジネスマン〟が取得できる「高度専門職」の在留資格を保有。摘発された一連の不正は、日本への永住権を得るべくしていた疑いがある。「安全に暮らせる場所がほしかった」と言い放った幹部に対し、警視庁は徹底した捜査で強制退去への道筋をつけた。
国内の高級ホテルを転々
東京都港区白金台の高級マンション。プリンス・グループのフー・シー幹部(44)=キプロス籍=が逮捕当時に住んでいたとされる住宅だ。フー幹部の逮捕容疑は、今年4月、居住実態がないにも関わらず東京都中央区へ転入するとした虚偽の異動届を出し、その手続きのために関係者に在留カードを貸与したというもの。