武雄アジア大学への補助金、市に返還を求める住民監査請求…「不十分な検討・不合理な判断に基づく支出」
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佐賀県武雄市監査委員は、市に武雄アジア大へ支出した補助金の返還を求める住民監査請求を受理したと発表した。受理は24日付。住民3人が請求した。監査委員は9月上旬までに、市に返還を求める勧告を行うかを判断する。
武雄アジア大は今春に開学した私立大。県と市が学校法人旭学園(佐賀市)に行った公的支援は約19億5000万円(うち市が約13億円)に上る。初年度に入学した学生は定員140人に対し、37人にとどまった。
住民側は、市は大学の経営や学生確保に関する詳細な検討をしておらず、補助金の金額の根拠も示していないとし、「不十分な検討・不合理な判断に基づく補助金支出は、違法または不当」として、補助金返還の勧告を行うよう求めた。
28日の定例記者会見で、小松政市長は「(住民監査請求は)法令に基づいて、粛々と対応されると認識している」とした上で、「大学の運営にタッチできる立場ではないが、誘致した大学を生かして、いかに街を活性化させていくかが果たすべき役割だ」と語った。