【大荒れ】韓国「サッカー協会国会聴聞会」は一線を越えてしまった 議員が代表コーチに「なぜ負けたのか」 #エキスパートトピ
他所の国で起きた出来事だから、ほっておけばいい。とはいえだ。情報収集の一環として7月30日に韓国国会で行われた「大韓サッカー協会の懸案に関する聴聞会」のライブ中継を閲覧した。気分のいいものではなかった。
「尊大な態度の国会議員が、大韓サッカー協会関係者を呼びつけ、詰問する」
そんな風景が延々と続いた。
30日午前の開会前、イ・ジェジョン委員長がこう宣言した。
「一部で懸念されているように、この場はサッカー代表チームの成績不振を問いただす場ではない。それは国会が関与する必要はない」
しかし、その場は荒れた。
ココがポイント
地獄のような聴聞会に・・・議員が「なぜ負けたのか?」悪夢W杯1次L敗退の韓国
出典:デイリースポーツ 2026/7/30(木)
聴聞会では「なぜ負けたのか」「国民の前で(代表監督の)年俸を明らかにせよ」と高圧的、感情的に迫る質問が少なくなかった。
出典:時事ドットコム 2026/7/30(木)
韓国ではなぜ大統領がW杯の結果にまで言及するのか その構造とは?
出典:吉崎エイジーニョ 2026/6/30(火)
"국민을 바보로 아십니까!" 홍명보 전 감독 호통친 김재원 의원 / 스포츠머그
エキスパートの補足・見解
目を疑う場面が2つあった。ひとつは最初の質問者が「大統領がSNSでまで批判したことをどう思う?」とKFA前会長に繰り返し質問した際のことだ。別の大御所女性議員が怒鳴り声をあげた。「大統領云々を話す機会じゃない」。すると質問者は「何が悪い」と言い返す。
もうひとつは上記にある、コーチに「なんで負けたのか」と問い詰めた場面だ。南ア戦の負けは、選手起用のせいではなかったのか、と議員が迫った。
筆者は可能な限り固定観念を排し、韓国社会の構造や根底にある社会思想を基に、日本との違いを描き出すことを志している。その視点から見てもこの聴聞会はいびつだった。大恥。おかしなことが起きていると、世界に晒さねばならない。
日本では先日の谷口彰悟のNHKでのインタビューが話題だ。W杯ブラジル戦の後半に「監督の指示に背いてでも自らの判断で動くべきだったか」という葛藤だ。国会で叱られる韓国のはるか先を行く議論だ。サッカーとは、グラスルーツ文化やクラブ文化をベースに、民間から様々な思想・アイデアが生まれたことで発展してきたものではないか。
まあ恥部を全てさらけ出してでも改革に取り組もうとする点は、韓国の見るべきところなのかもしれないが。