水分峡森林公園強盗殺人事件 被告の17歳少年 殺意は否認
去年4月、広島県府中町の水分峡森林公園で、東京都内の会社員の男性を殺害して現金などを奪ったとして、強盗殺人の罪に問われている17歳の少年の裁判員裁判が広島地方裁判所で始まり、少年は「殺意の部分だけは違います」と述べて起訴された内容の一部を否認しました。
去年4月、府中町の水分峡森林公園で東京都内に住む当時52歳の会社員の男性が殺害され、現金8万円余りなどが奪われた事件では、府中町の17歳の少年が強盗殺人の罪に問われ、海田町の19歳の被告が強盗致死の罪に問われました。
このうち19歳の被告には、今月3日、懲役18年の判決が言い渡されました。
14日は、強盗殺人の罪に問われている少年の初公判が広島地方裁判所で開かれ、少年は「殺意の部分だけは違います。それ以外は合っています」と述べて起訴された内容の一部を否認しました。
検察は冒頭陳述で「被害者に抵抗されても金品を奪おうと暴行を加え、死亡する危険性を認識した上で木の棒で頭を複数回殴った」と述べました。
一方、弁護側は「暴行を加えて金品をとる計画で、殺害は計画していない」として、強盗殺人罪は成立せず強盗致死の罪にとどまるなどと主張しました。
裁判は今後、被告人質問などが行われて今月22日に結審し、判決は今月29日に言い渡されます。