熊本県内死者「35人」に 日本製紙八代工場は9人死亡 2026年熊本地震
宇城市と氷川町で最大震度7を観測した2026年熊本地震で、熊本県は31日、死者が地震との関連を調査中の1人を含めて35人になったと発表した。煙突が折れた日本製紙八代工場(八代市)では、閉じ込められた11人全員の救助を終え、うち9人の死亡を確認した。午前7時半時点で、県内390カ所の避難所に9105人が避難している。 嘉島町の大型商業施設「イオンモール熊本」では12人を救助し、うち7人が死亡した。被災自治体の報告に基づく市町村別の死者は、八代市20人、嘉島町7人、氷川町4人、宇城市2人、甲佐町1人。木原稔官房長官は記者会見で、救助に関し、県内から通報を受けた事案への対応はイオンモールを除き全て終了していると明らかにした。 午前7時半時点で八代市や宇城市など9市町で計7万9100戸が断水。八代市や宇城市などの医療機関152施設で停電や断水が発生した。九州電力熊本支店によると、午前10時時点で八代市と宇城市、氷川町の計約4260戸が停電。31日夕までに全域で復旧する見通し。
九州自動車道の松橋インターチェンジ(IC)-えびのIC(宮崎県えびの市)、南九州自動車道の八代ジャンクション-田浦ICが全面通行止めとなっている。県管理道路は、午前7時半時点で11路線13カ所で全面通行止め。 九州新幹線の博多(福岡市)-熊本は減便して運行を再開した。熊本-鹿児島中央(鹿児島市)は、復旧に時間がかかるため運休が続く。在来線は、運休中の鹿児島線の熊本-宇土と三角線の宇土-三角が、8月2日の運行再開を目指している。鹿児島線の宇土-八代は復旧に時間がかかる見通し。(地域報道本部取材班)
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