天井・屋根からその分放熱できなければ、結局のところ室温はあがって行く。
体育館などは、天井が高く空間が大きいのでそこに廃熱するので問題ないと言う説明は、1日に長くても12時間ていどしか人がおらず、夜間に廃熱しきる時間があるから成り立つ。
避難所では、ひとりあたり100Wの発熱体が数百人程度常時滞在し、これにクーラーの廃熱が加わる。
200人いると20kWhとクーラーの廃熱40kWh程度となって、少なくとも50kWhを越える廃熱が24時間生じる事となる。
有効な対策はあって、スポットクーラーの排気を大口径ダクトと強制通風で屋外に逃す事である。
これは、昭和40年代に東芝が製造販売した水冷式クーラーが採用した方式である。わたしが乳児の時に夏季熱で連日たいへんであったので量産初代の水冷クーラを賞与を全て使って購入し、昭和50年ころまで現役であった。
- 合衆国における核シェルターの運用実験により、人間ひとりが100Wの電熱器に対応する発熱体と評価されている。 核シェルターでは、この人体が常時発生する熱を排出する方法がたいへんに限られており人いきれによる湿度の上昇と相まって数日で核シェルターの内部は地獄と化す事がわかっている。