上三川町 強盗殺人事件 当時高校生の16歳少年を起訴
栃木県上三川町の住宅で親子3人が強盗に襲われ死傷した事件で、実行役として逮捕された事件当時、高校生だった16歳の相模原市の少年について、検察は30日、強盗殺人などの罪で起訴しました。
起訴されたのは、相模原市の事件当時、高校生だった16歳の少年です。
起訴状などによりますと、ことし5月、栃木県上三川町の住宅に強盗目的で押し入り、親子3人のうち母親で会社役員の富山英子さん(69)を繰り返しバールで殴ったり、ナイフで刺したりして殺害したほか、40代の長男と30代の次男に重傷を負わせたなどとして強盗殺人などの罪に問われています。
実行役として男子高校生ら4人が逮捕されたあと家庭裁判所に送られ、この少年は今月21日に刑事処分が相当だとして検察庁に送り返す決定が出されていました。
検察は認否を明らかにしていませんが、捜査関係者への取材でこれまでの調べに対し、「遊ぶ金ほしさに事件に加担した。『やらなければ家族や友達を殺す』と言われていた」などと供述し、おおむね容疑を認めているということです。
実行役とみられる4人の中で、起訴されたのは今回で2人目で、ほかの2人も検察庁に送り返す決定が出されていて、今後、起訴されればいずれも成人と同じように刑事裁判を受けることになります。
この事件では現場の指示役として20代の夫婦が起訴されたほか、事件を主導して海外に逃亡しているとみられる益田和彦容疑者(48)が国際手配されていて、警察当局が行方を捜査しています。