【詩】とろい
【詩】とろい
【詩】とろい
気が
狂ったのだ
リンゴの花が
カジュアルに咲いていた
「トロイ」の果樹園で
白い
ただ白いだけ
その白さを憎んでいた
気が
狂ったのだ
真っ赤なリンゴが
ひどく湿った土に落ちた
唯一の
正しさのフリをして
ミミズの昼飯になった
【ZINE】青山杜甫 2026年 作品集.12
【目次】ZINEの収録作品
青山杜甫 2026年作品集.12
-収録作品
【詩】二人の僧
【詩】時計
【詩】とろい
【詩】た・い・だ
【詩】ミトラの庭
【詩】オブジェ
【詩】戦場
【詩】モリヤ
【詩】マアトの羽
【詩】アミメット
【紹介】今回のZINEについて
現代は情報があふれ、
心が忙しなく揺れ動く時代。
日常の中で「静かに自分と向き合う時間」を
持てず、深い感情や内面の声を感じる機会が
減っていませんか?
そんな中で、
世界の喧騒や不安から逃れようとすると、
心はどこかで引き裂かれ、孤独や不安、
無力感に押しつぶされそうになる。
感覚や感情が埋もれ、
時間や存在の意味すらぼやけてしまう…
そんな感覚に悩む人は少なくありません。
このZINEは、10編の詩を通して、
あなたの心に直接語りかける、
静寂と心理の深層を旅する作品集です。
●禅僧の静けさと揺れる
若僧の心(「二人の僧」)
●時間の暴力と
自由の狭間(「時計」「た・い・だ」)
●神話と心理の交錯、
破壊と再生の力(「マアトの羽」「アミメット」「モリヤ」)
●日常の行為や自然の中に潜む
美と神聖(「オブジェ」「とろい」)
読む人は、心理の深淵に触れ、象徴と現実、
日常と神話が交錯する世界を体験できます。
一冊に凝縮された10編の詩は、
ページをめくるごとに、
時間と空間を超えた世界へあなたを誘います。
読むごとに発見があり、心の静寂や緊張、
深い感覚の震えを感じられるZINEです。
ぜひ手に取り、静かに、
あるいは衝撃的に、あなたの内面と
向き合う体験をしてみてください。
ページをめくるたび、あなたの感覚は揺れ、
詩が描く世界が日常の感覚を豊かに彩ります。



コメント