高すぎる大学の学費「一律に軽減を」 引き上げ反対署名で実感
毎日新聞
2026/7/29 15:00(最終更新 7/29 15:00)
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教育費の個人負担が大きいと言われて久しい。家庭の経済力や居住地による「教育格差」の存在も指摘される。東京大の学費値上げへの反対署名に取り組んだ同大4年生の金澤伶さんに聞いた。【聞き手・野田武】
「全国の大学にも影響」懸念
2024年5月に、東京大が学費の引き上げを検討していることが報道で明らかになった。年間約53万円の学部の学費を、25年度から約64万円にするという内容だった。その直後から、私は仲間と一緒に、反対するオンライン署名活動や、国会議員会館での院内集会をした。東大の学費が上がれば全国の大学にも影響して引き上げを招くと考え、ここは東大生として声を上げなければいけないと思った。
私自身の学費が上がるわけではなかったが、次の世代で教育を受けたいのに受けられない人たちが出てくるリスクと、それに伴う社会的な損失があると考えた。学生を抜きにして学生にかかわることを決められないよう、意思を示すのが大事だとも思った。署名活動には学生だけでなく、100人近くの教職員からも賛同が寄せられ、教育全体の課題であることを可視化して世の中に示すことができた。
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