「痴漢も性被害に入りますか?」と聞いてしまう女性たちの深い闇…毒親育ちゆえにビッチ化した娘が語る「性的トラウマ」からの脱出

「毒親」とは、毒のように悪影響を子供に及ぼす親という概念で、 1989年にスーザン・フォワードが作った言葉である。過干渉、暴言や暴力、ネグレクト(育児放棄)…いろいろなパターンがあるが、昨今はその辛い体験をコラムや漫画にする表現者が増え、社会に存在が浸透してきた。

ヘビーな内容もコミカルに分析してくれるSNSで話題のコラムニスト・アルテイシアさんは、仕事中に電話してきて職場に突撃してくる毒母と、「金を貸さないと自殺する」と脅してくる毒父のもとで育った。

本記事では、新刊『生きづらくて死にそうだったから、いろいろやってみました。』より、毒親育ちゆえに愛情飢餓からビッチ化した娘だからこそ気づいた性的トラウマとの向き合い方を紹介する。

『生きづらくて死にそうだったから、いろいろやってみました。』4月21日発売

性被害の恐怖に悩む女性たち

男性が苦手、または性的なことが苦手で生きづらい。そんな悩みを読者の女性からよくもらう。「自分は男性恐怖症/性嫌悪症だと思う」と書いている人も多い。その中には子どもの頃に男子からいじめられた人もいるし、父親から暴力を振るわれた人もいる。

一番多いのは、幼い頃になんらかの性被害に遭った人だ。「小学生の時に図書館で痴漢に遭ったせいで、男性と二人きりになるのが怖い」「中学生の時に路上で男に抱きつかれて、今でも男性に近づかれるとパニックになる」

Photo by gettyimages
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そんな悩みがどんどこ寄せられるのがつらい。さらにつらいのは、彼女らが「たかが痴漢ぐらいで過剰反応ですけど……」と書いていることだ。

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