The 7th aid 🩹 詩
預かる背中
ひだまりをおんぶする
おばあちゃんのまがった背中
わたしは犬っことじゃれあいながら
だいだい色の背中についていく
わたしがちょうちょを追いかけていると
地球にしりもちをついてしまう
おばあちゃんちの犬っこは
しっぽでわたしの涙をふいてくれる
目のしょっぱい水がなくなると
だいだい色の背中が田んぼに咲いている
おばあちゃんは山とじゃれあいながら
犬っこや野菜やわたしのいのちをあずかっている
私は今にも折れそうな案山子に似ている
小鳥が小さな脚を預けただけで崩れるだろう
私は山に身体を預けながら橙色の花を探す
木の根は揺りかごのように私をあやし
脈々と鼓動を運んで心をひだまりにする
目のしょっぱい水と思い出が大地に染みていく
いつの日か私の背中も
ひだまりをおんぶできるだろうか
橙色に咲けるだろうか
飛行機雲の隣で
橙色の花が一輪
くしゃりと微笑んだ気がした
🩹ほーしょー


こんばんは。 「ひだまりをおんぶする」 掴まれます。 夏休みに母方の祖母の家に預けられていた時を思い出します。 田んぼが側にあって、いとこと網で色んなものをすくったり。 懐かしい……懐かしすぎて走馬灯かなと思ってしまった笑。