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イオン 3人死亡1人心肺停止明らかに 「夏休みで約3000人来店」

(更新)
令和8年熊本地震

「イオンモール熊本」で起きた地震のあとの爆発について、イオンの吉田昭夫社長らが29日午後、熊本市内で会見し、爆発によっていずれもテナントの従業員の3人が死亡、1人が心肺停止、3人が安否不明になっていると明らかにしました。

会見の冒頭、吉田社長は、「大変重く受け止めております。ざんきの念に堪えません。お亡くなりになられた方々にご冥福を申し上げるとともにご遺族の皆さまに深く深くおわび申し上げます」と陳謝しました。

そして、爆発は、地震の発生からおよそ1時間半後の午後5時50分ごろに起き、施設の南側の損傷が大きかったと説明した上で、爆発によって3人が死亡、1人が心肺停止、3人が安否不明になっていると明らかにしました。

いずれもテナントの従業員だということです。

一方、吉田社長は、ガスが漏れていたことが原因ではないかという見方が出ていることへの受け止めを問われたのに対し、「従業員からガスの匂いについての報告は出ていない。ガス爆発とは特定できていないが、その可能性が非常に高いので、おそらくガスが漏れている場所の近くにいた人は匂いをかいでいたかもしれない」と述べました。

関連して、イオンモールの大野惠司社長はガス設備の点検について、「定期の自主点検は3月12日、法定の点検は6月10日に行っている。6月の法定点検では高圧のバルブ周りの点検を行っている」と説明しました。

28日はおよそ3000人が来店していて、地震の発生から30分ほどたった午後5時ごろには来店者や従業員の屋外への避難は完了したという認識を持っていたとしています。

これについて、吉田社長は「一部の人が何らかの理由で中に残ったということですがその理由については今はわかりません。いったんは避難をしたけれども戻ってしまった人がいるのではないかとか、まだ想定に過ぎず、確実にその内容については確認できてはおりません」と述べました。


会見ノーカット動画

※データ放送ではご覧になれません。

【会見詳細】

「大変重く受け止めている」

吉田昭夫社長は「昨日発生したイオンモール熊本での爆発事故によって、尊い命を失われた方々がおられる事態を招き、大変重く受け止めております。ざんきの念に堪えません。お亡くなりになられた方々にご冥福を申し上げるとともにご遺族の皆さまに深く深くおわび申し上げます」と陳謝しました。

「人的被害 お亡くなりになった方は3名」

吉田昭夫社長は被害について「3人の安否の確認が取れていない。人的被害についてはお亡くなりになった方は3名、心肺停止の方は1名、負傷により緊急搬送者4名を確認しております」と話しました。

「夏休みで約3000名が来店」

吉田昭夫社長は「7月28日当日は夏休みということもあり約3000名のお客様にご来店をいただいていた。地震の揺れが収まってから17時ごろお客様および専門店ならびにグループ従業員が平面駐車場に避難しました」と述べました。

「午後5時50分ごろ爆発が発生」

吉田昭夫社長は地震の発生直後に従業員が客の避難誘導を行ったとした上で、「午後5時50分ごろイオンモール熊本の南側中央北で爆発が発生した」と説明しました。

「爆発の原因 現段階で確定できない」

爆発の原因について吉田社長はガスが漏れていたことが爆発の原因ではないかという見方が一部であることについて問われ、「消防のほうから正式な見解が出ておりませんので確定することは現段階でできない。しかしながら我々としては我々の持つ情報はすべて消防等と共有させていただき、原因究明を時間をかけないで行えるように最善の努力をしていきたいと思っている」と述べました。

「2階部分の損傷が非常に大きい」

爆発が起きた場所について吉田社長は「2階部分の損傷が非常に大きいことが目視で確認できる。南側の一角に集中した爆発だと認識している。2階を中心に大きくえぐれている状況だ」と述べました。

「ガス設備 法定の点検6月に」

イオンモールの大野惠司社長はイオンモール熊本でのガス設備の点検について、「定期の自主点検は3月12日、法定の点検は6月10日に行っている。6月の法定点検では高圧のバルブ周りの点検を行っている」と説明しました。

「一斉点検を直ちに始めている」

イオンの吉田社長は「東北の震災の時もわれわれの施設が一時避難所になったり物資の供給拠点になったり、災害時の拠点になることを努めてまいりました。今回このようなことがありましたので、一斉点検を直ちに始めています」と述べました。

「30分で客は誘導」

爆発が起きたときにどれくらいの従業員が建物にいたのかを問われ、イオンの吉田社長は「基本的にはお客様の誘導が30分で済みました。そこから50分後に爆発が起きてますので、従業員の誘導も避難も完了していたのではないかという認識を当初はもちました。その後、安否確認をした時に安否確認が取れない人がいるということで、一部の人が何らかの理由で中に残ったということですがその理由については今はわかりません」と述べました。

その上で、吉田社長は「いろいろなお話を聞くといったんは避難をしたけれども 戻ってしまった人がいるのではないかとか、まだ想定に過ぎず、確実にその内容については確認できてはおりません」と述べました。

「爆発があった場所そのものに飲食店はない」

イオンの吉田社長は爆発場所について「今回の爆発があった場所そのものには飲食店はなく、ガスの経路の途中になる。フードコートは、ずいぶん離れた部分に位置していて、そこに対してガスの供給管が走る構造になっている」と説明しました。

「ガス爆発と特定できていないが 可能性非常に高い」

イオンの吉田社長は「従業員からガスの匂いについての報告は出ていない。ガス爆発とは特定できていないが、その可能性が非常に高いので、おそらくガスが漏れている場所の近くにいた人は匂いをかいでいたかもしれない」と述べました。

「経営のことは二の次 まずは人命優先」

イオンの吉田社長は店舗の復旧に関して問われたのに対し、「そういったことをいま考える余裕はない。まずは人命救助に集中することに時間を使いたい。経営のことは二の次、と考え、まずは人命優先で、と思っている」と話しました。

「避難したら戻らないということがルールに」

イオンの吉田社長は「基本的には1回避難したら戻らないということですが、いくつもショッピングモールの中に入り口がありますので、全てにおいてブロックできているかというとそれは言い切れない」と述べました。

その上で、死亡した3人と安否不明者の3人、それに心肺停止の1人について「今の段階では建物の中にいたという認識しかしづらい状況です。先ほど申し上げたようにいったん避難したけれども入ってまた出たとかそういうところまでの認識は今はできないです。避難したら戻らないということがルールになっております」と述べました。

「駐車場にいて被害 今のところ報告受けていない」

イオンの吉田社長は、来店客や従業員が駐車場に避難した後の状況について問われ「自宅に戻られるというのが流れになりますが、爆発時に、駐車場に、何人が残っていたかというのは把握できておりません。爆発が起きて駐車場にいて被害に遭われたというのは、今のところ報告を受けていません」と述べました。

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