「頭のいい子」がやっていた!? 科学的に証明された、子どもの語彙力を一気に伸ばす“読書術”
言葉は「塊」で覚えたほうがいい!
さらに図鑑はひとつのテーマに関連した語がまとまって提示されるため、語彙を「ひとつずつ覚える」のではなく「関連づけて覚える」ことができます。シアトル・パシフィック大学のナギーとカリフォルニア大学サンタクルーズ校のスコットによれば、語彙は個別に学ぶよりも、概念的なつながりのなかで学んだほうが、定着率が高くなるそうです。たとえば図鑑の「鳥」のページを読むことで、「羽」「くちばし」「渡り」「巣作り」といった関連語を同時に学ぶことができ、語彙のネットワークが自然に広がるのです。 マンガや図鑑は視覚と文字が結びついたコンテンツのため言葉の意味を直感的に理解しやすく、興味を持続しながら自然に語彙が身につく、優れた読み物なのです。 次回は、文豪たちも実践していたという文才アップのための「写経読書」について詳しくご紹介します。
〈著者プロフィール〉堀田 秀吾
明治大学法学部教授。法と言語科学研究所代表。 専門は社会言語学、理論言語学、心理言語学、神経言語学、法言語学、コミュニケーション論。研究においては、特に法というコンテキストにおけるコミュニケーションに関して、言語学、心理学、法学、脳科学など様々な学術分野の知見を融合したアプローチで分析を展開している。執筆活動においては、専門書に加えて、研究活動において得られた知見を活かして、一般書・ビジネス書・語学書を多数刊行している。アイドルのプロデュースから全国放送のワイドショーのレギュラー・コメンテーターなど、研究以外においても多岐に渡る活動を見せている。
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