28日に熊本県熊本地方でマグニチュード7.1の大地震が発生して熊本県の宇城市と氷川町で震度7の揺れを観測し、熊本県では大きな被害が出ています。その後も震度5弱を観測する地震が3回発生するなど地震活動が活発になっていて、気象庁は、今後1週間ほどは最大震度7程度の地震に注意するよう呼びかけています。熊本県では、29日、厳しい暑さが予想されていて、復旧作業などの際は熱中症対策を心がけてください。
気象庁によりますと、28日午後4時27分ごろ熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の大地震が発生し、震度7の揺れを熊本県宇城市と氷川町で観測しました。
震度6強の揺れを熊本県の熊本市南区、八代市、宇土市、美里町、益城町で観測したほか、
震度6弱の揺れを熊本県の上天草市、合志市、大津町、西原村、御船町、芦北町で観測しました。
九州では広い範囲で震度5強や5弱の強い揺れを観測したほか、東海や北陸、近畿、中国地方、四国でも震度4から1の揺れを観測しました。
一方、気象庁によりますと、震源に比較的近い熊本県の嘉島町と甲佐町、それに宇城市小川町のあわせて3地点では震度が把握できていないということです。
気象庁は、これらの自治体でも震度5弱以上の揺れがあったと推定していて、情報の把握を急いでいます。
震源の深さは16キロで、一時、有明・八代海に津波注意報が発表されましたが、気象庁によりますと津波の観測はありませんでした。
同程度の地震に1週間程度注意を
熊本県では地震が相次いでいて、最大震度5弱の地震が3回発生するなど、29日午前8時時点で震度1以上の揺れを伴う地震があわせて162回発生しています。
気象庁は、一連の地震活動について「令和8年熊本地震」と名付けました。
その上で、「今後1週間程度は最大震度7程度の地震に注意が必要だ。特にこれから2、3日の間は規模の大きな地震が発生することが多くある」としています。
気象庁の清本真司地震津波対策企画官は、「一連の地震の活動域は広範囲に広がっていて、地震が発生する場所や規模によってはより強く揺れる場合がある。また、海底で規模の大きな地震が発生した場合は、津波に注意する必要がある」と話しています。
厳しい暑さ予想 熱中症対策を
29日の熊本県はおおむね晴れて猛烈な暑さや厳しい暑さが予想されています。
復旧作業などをする際には、こまめに水分や塩分を補給し、休憩を十分に取るなど熱中症対策を心がけてください。
また、局地的に雨雲が発達して、雷雨になる時間帯もある見込みです。
強い揺れを観測した地域では、地盤が緩んでふだんより少ない雨で土砂災害が発生するおそれがあり、雨の降り方にも十分注意してください。
地震活動かなり活発 震度1以上 162回(午前8時時点)
28日午後4時27分ごろに熊本県で震度7の揺れを観測した地震のあと、地震が相次いで発生しています。
気象庁によりますと、29日午前8時時点で、熊本県の熊本地方や天草・芦北地方を震源とする地震によって、震度5弱が3回、震度4が11回、震度3が31回、震度2が50回、震度1が67回のあわせて162回発生していて、活動がかなり活発な状態だということです。
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