子宮頸がんは唯一、ワクチンで予防できるがんなのに。「HPVワクチン」の男性への定期接種化はなぜ進まない?
予防できる病気は予防することが、医療リソースひっ迫の唯一の回避方法ではないのか
私には中2の娘がいますが、小6の時点ですぐ接種を受けました。論より証拠だなと思い、私自身も2025年に自費で3回の接種を受けています。というのも、私たちは可能性のうえではあと50年の人生がありますが、シルガード9は自費では約10万円かかる高額なワクチンですので、金銭的余裕が減る定年後では尻込みして、結局「あのとき打っておけばよかった」となりそうだったから。これを普及させるためには公費接種が必須です。 今後医療リソースは間違いなくひっ迫していきます。オトナサローネは健康法から先端医療まで、多方面にわたる予防医療の取材も続けていますが、なぜなら医療サービスを今ほど潤沢に使える未来は訪れないから。介護といっても、若い人が介護してくれる未来はありません。私たちはお互いを介護しあうことになるのでしょう。従って疾病リスクは1つでも多く消し、できる限り自力での健康を保つ、いわゆる「ピンピンコロリ」以外を絶対に起こさないという意識がこの先50年とても重要になります。 国はどうか日本から子宮頸がん、およびHPVウイルスに起因する感染症を撲滅するよう、最短での実現をお願いいたします。
オトナサローネ編集部 井一美穂
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