東野圭吾さん、山田五郎さんら60代襲う病魔「75歳越え険しさ」医師警告

東野圭吾さん(左)と山田五郎さん

75歳の壁より険しい「65歳の壁」

大腸がんで体調を崩し、治療や通院を続けていた作家の東野圭吾さんが、7月23日未明に68歳で亡くなった。出版関係者によると昨年の冬頃にはつえを使用して歩く姿が見られ、今年の初めには車いすで舞台あいさつに登壇、5月頃の新作試写会にはとてもやせた姿で出席していたという。

ジュンク堂書店大阪本店に設置された東野圭吾さんのコーナー=28日午前、大阪市北区

森永卓郎さん、鳥山明さん、TARAKOさん…60代の残酷

直近2年間のデータを見ると、60代という働き盛りに重篤な疾患が集中している残酷な事実が浮かび上がる。つい先日亡くなった評論家、編集者の山田五郎さん(享年67、2026年7月14日没)、経済アナリストの森永卓郎さん(享年67、2025年1月28日没)は、ともに「原発不明がん」が死因だった。また、漫画家の鳥山明さん(享年68、2024年3月1日没)は急性硬膜下血腫、声優のTARAKOさん(享年63、2024年3月4日没)も急な体調悪化により急逝している。

写真週刊誌の草創期から活躍してスクープを連発してきたカメラマンでライターの女性も先日、突然、脳梗塞で亡くなった。数日前に人間ドックを受診し、異常は見つからなかったという。記者と同年齢の62歳だった。決して他人事ではない。

松本人志、藤あや子ら有名人を襲う60代の健康不安

命を落とすケースにとどまらず、60代で大病を患い、これまでの生き方の転換を迫られた著名人も多い。

お笑い芸人のダウンタウン・松本人志(62)は今年7月に大腸の腫瘍(がん)切除手術を受け、人工肛門(ストーマ)を造設したことを自身の配信番組で告白した。

歌手の藤あや子(63)は2024年5月に初期の子宮体がんにより子宮と卵巣の全摘出手術を受けた。ミュージシャンのブラザー・コーン(70)も60代後半の2023年末に男性乳がん(ステージ2)を公表して抗がん剤治療や手術に臨んでいる。

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