松田烈被告と共謀して不同意性交。体重100キロ近い巨漢(TikTokより)

松田烈被告と共謀して不同意性交。体重100キロ近い巨漢(TikTokより)

「短絡的かつ自己中心的」

 山本被告の弁護側は、本人が事件直前となる5月末、仕事でのトラブルから失職し、居住地もない状況に陥っていたと主張。所持金がなくなり、食べるものすらない状況に焦りを感じて、松田被告の募集に反応したという。

 また幼少期から落ち着きがなくコミュニケーションが苦手で、対人トラブルも多かったと語った上で、弁護側は山本被告のそういった特性に松田被告が付け込み“実行役”にしたと主張した。

 山本被告本人は、公判での被告人質問では黙秘権を行使し一切回答をしなかった。弁護側は「山本被告は指示に従ったにすぎない」と主張したが、判決で裁判所は「自発的に暴行代行を検索し、指示役と関係を構築するなど、主体的に事件を遂行した」と退けた。

 さらに金銭を得ようと犯行に及んだことから、「経緯や動機は極めて短絡的かつ自己中心的である」と非難。拘禁刑12年の判決が下った(検察の求刑は拘禁刑13年)。

 松田烈被告の裁判は依然進行中である。Aさんへの性的暴行を主導した松田被告には、どのような判決がくだるのか。

(了。前編から読む

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