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工藤会の代表者が26年トップの野村被告から変更 官報で公示
北九州市の特定危険指定暴力団「工藤会」の代表者に変更があったことが、16日の官報で公示されました。警察は、長年の組織のトップで、殺人などの罪に問われている野村悟被告の影響力がなくなったことが確認されたとしています。
「工藤会」の総裁だった野村悟被告(79)は、工藤会が市民を襲撃したとされる4つの事件で殺人などの罪に問われ、1審で死刑、おととしの2審では無期懲役の判決を言い渡され、検察と弁護側の双方が上告しています。
福岡県警察本部によりますと、被告は26年前に実質的な組織のトップとなり、ことし3月、工藤会側がほかの暴力団に対して、被告が「引退した」とする内容の書面を送付するなどしたため、警察が確認を進めていました。
その結果、被告の組織に対する影響力がなくなったことが確認されたということで、県公安委員会は16日、暴力団対策法に基づき、工藤会の代表者がナンバー2で会長の田上不美夫被告(70)に変更されたと官報で公示しました。
田上被告は、野村被告と同じ4つの事件で無期懲役の判決を受けて上告しています。
福岡県警は「トップの変更は1つの通過点だと考えている。工藤会が壊滅に至るまで、いかなる状況下でも少しも手を緩めることなく、総力を挙げた対策を徹底する」としています。